カレーですよ5000(亀戸 タミルナードゥ キッチン)タミルin亀戸。

アリハラさんから評判を聞いたのです。なので間違いなかろうね。本物のインドラバーからの情報なわけで、ソースは確かなのです。

 

 

カレーですよ。

 

 

亀戸に南インドレストランができたと聞いていましたた。おお、最寄駅にタミルナードゥの名前か。まあ隣駅の錦糸町には「ベヌス」もあって、うちの並びには「ミナミキッチン」、表通りに出れば「マハラニ」。ちょっと歩いた商店街には「サウスパーク」と事欠かないご近所の南インドレストラン事情ではあるんですが。亀戸エリアにはなかったもんなあ。

その名を、

 

「タミルナードゥ キッチン」

 

と言います。

行ってみるとなるほどここか、の場所。勝手知ったる亀戸駅前、ここ、業務スーパーに行く時とか通ってる道だよなあ。気が付かなかったなあ。

お昼時のメニューはランチのセットメニューだけなんですが、1000円の

 

「南インドAセット」

 

は料理すべておかわり自由とありました。あれ、これってそうか。なるほど、ブッフェなのか。そういうことだよね。他のメニューは1000円切るお値段設定でごはんとナーン(そうか、ナーンあるのか)のみおかわり可能してありました。安い方のセットを頼んだお客のためにコックさんがホールのブッフェコーナーで皿に料理を盛り付けていて面白い。グイグイ食べ放題を推さない控えめ感がすきだな。

なるほどねえ。たまーにこういうインネパ店見かけます。

さて、わたしもカレーをとりに行こうっと。

 

カレーはポテトとチキン、野菜、豆の3種。

まず目を引いたのが、サブジ、いや、南だからポリヤルかこれ。ナーンなのかチャパーティーなのか、細かく切ったパンを入れてあるんであるよ。うわーこれ面白いなあ。しかもちゃんと旨いんだよ。辛めの仕上げでクセになるお味。こいつをごはんにかけて、その上からダールをかけて混ぜてやるわけです。うむむ、これ旨い。炒め料理の方はドライ仕立てでそこにダールで汁を加えてあげて水分追加、辛さ緩和というデッキが組める。粉もんオンごはんでナニワインディアンというところかしらね。かなり楽しいです。

野菜カレーはベジクルマというところかしら。クリーミーなスチュータイプ。

もうひとつのポテトとチキンはさらりとしたサンバルのような仕上げで味と食感はサンバルとラッサムの中間くらいの軽やかさ。日本人が食べるとレビューサイトに「薄くてコクがなく、、」とか書きそうだな(笑)。茶漬けにして食えば旨いのにねえ。やり方ってのを工夫しないと。

それと、ドレッシングがぎっちりとうまいのです。これ、いいぞ。例の謎ドレッシングです。巷でぼちぼち使われるようになった「インドレストランの謎ドレッシング」というワード。オレンジの、甘い、例のやつですな。

あれも同じ味というものはなくて、うまい店はすごくうまいんだよね。思うに玉ねぎすりおろしやにんじんすりおろしを入れてあってほろほろした食感のものは概して真面目に作ってあり、うまいのです。謎ドレッシングがうま過ぎて野菜が止まらなくなったよ。野菜いっぱい食べられるのはいいねえ。

パンも面白かった。これはポテトフィリングのローティかな。むっちりしてて食べ応えあっていい感じです。フィリングにうっすらと味をつけてあって上品、他のものとも合わせやすい。こりゃ上出来。

なかなかの満足感。

正直カレー3種は個性というところで言うとそれほど印象に残らなかったんですが、悪いものでは決してないよ。それと、ディナーが真骨頂であるとも聞くので。

今度は夜もこよう。