レトルトカレーはどれもこれもおうちでチャーハンにするといい、という持論があるのです。チャーハンの元として使うんです。
カレーですよ。
ヤマモリタイカレーのグリーンでグリーンカレーチャーハンとかかなりいいし、無印良品の各種でパンチ強めなものを選んで作ってもなかなかいいんだこれが。あんまりさらさらだとたくさん混ぜたくなるのが人情なんですが水分をうまく飛ばせなくてぺっとりしてしまう、でも控えめにすると薄味で、、、みたいな話し。
きょうは思い立ってストックの中から西友のPBラインナップ「みなさまのお墨付き」シリーズから、
「カシミールチキンカレー」
を選びました。ちょっとぺったり仕上がりになったな。さらさらだったりとろりだったりのレトルトカレーそれぞれが個性として持つ粘度は仕上がりにも影響してきます。なので経験値がものをいうんだよね。要はチャーハンの味の着地点とレトルトカレーの粘度によって仕上がりが変わってしまう、という2つの相対するものの話しです。
材料はごはんとレトルトカレー、それに好みで、というか冷蔵庫の中にあったものということでラディッシュ、トマト、長ネギ、冷凍インゲンを。まずフライパンに油を敷いて加熱、材料の硬い柔らかいに沿って炒めていきます。少し塩胡椒で味調整。適当なところでごはん投入、少し炒めてごはんがバラけて焦げがつく前くらいにカレー投入。
具材が多くなってしまったのでパラパラ着地は無理と判断(トマトとか水分多いしね)、容赦なくレトルトをじゃぶじゃぶと入れます。とはいえ水分できるだけ飛ばして。水分すこしとんだところで溶き卵も入れて、と。あとはなじませて、頃合いを見て完成。途中でカシミールカレー使用故、深煎りオニオン追加して甘みを少し足してやりました。まあそこらへんは適当に。
さて完成したよ。
ぱらりじゃなくペッタリの着地だけどなかなかに悪くない。調理中はリゾットかこれは、、というよりただの混ぜカレーかこれは!となったけど多少水分も飛んで焼きカレーの中身よりも多少水分少なめで完成とあいなったのでした。
で、これがうまい。自分で手を加えた部分は少ないわけですが、なぜだかすごくうまい。辛さの調整も調理の中でできることが確認できたし、面白かったなあ。
以前、北習志野の「モトカレー」的アレンジをしたこともあったけど、やっぱりチャーハンアレンジは鉄板であるねえ。アレンジというのはレトルトの持つアドバンテージだと思っているんです。
これからもいろいろなレトルトカレー使用チャーハンを作ってみよう。