以前ちょっと気になっていたことがある場所を思い出しました。
1年ぶりくらいに近くを通ったので立ち寄ってみました。
良品計画が運営する道の駅風の施設です。
カレーですよ。
道の駅的な立地とコンセプトを無印良品のパッケージで作った施設です。地域総合交流ターミナル、という括りに入るのだと思います。当然ですけど営業時間があって、道の駅の24時間運営とはスタイルが違うので深夜にトイレを求めてきても駐車場共々ロックされている、という場所。千葉県鴨川にある、
「里のMUJIみんなみの里」
無印良品製品の売り場は衣料服飾、日用雑貨、カレーなどを含む食品などの構成で小さめの無印ショップの印象です。
とはいえフルラインナップではなく、鴨川の人たちのライフスタイルに合わせて商品をチョイスしてあるんだとか。
地方で商業施設がない場所にこういう空気の店があるといささかギョッとさせられるのが正直なところ。
でも地元の人にとっては悪いものではないんじゃないかしら。
併設されるカフェレストラン、
「Cafe&Meal MUJIみんなみの里」
にてカレーとしましょう。
2種用意されるカレーはバターチキンカレーとジビエカレー。まえ来た時と同じだね。
MUJICafeは有楽町のお店などでもおなじみのブランドで、カレーもメニューのラインナップに上がります。無印のカレーの評判は鉄板ですからね。里山プレートなど気になるメニューもあったんだけど、ここはやっぱりカレーですよ。猪肉、鶏肉のキーマである、
「ジビエカレー」
のスモールサイズを注文。
野菜サラダがメニューになかったので、飲めるサラダ、ということで野菜ジュースもオーダー。
ジュースのストローが紙ストローでした。違和感はないけど、ストロー自体をなくす動きになればいいのではないかな、と思っているんです。
さて、カレー。
甘味のあるいるひと口目から追っかけてくるピリ辛感。ミックスビーンズが入るキーマカレー仕立て。
カレーには一言持つ無印良品らしい一定のレベルをクリアしている良カレーです。
ごはんの上に乗っているロースト野菜は季節で変わるようで、去年はズッキーニだった記憶があります。今回は玉葱。これは白子玉ねぎかなあ。大変に甘い、おいしい玉ねぎでした。
猪肉と豚肉のキーマ、は変わらずか。強い特徴を出さず食べやすく調整される。
これレトルトじゃない、と悪口を言う人がいるんじゃないかな。そういう人はレトルトを買って家に帰ればいいとおもうんです。豊かさというものを知らない人は口を開けばそれが露呈すると思っています。人に作ってもらってサービスしてもらう。快適な場所を使わせてもらう。その代金も入っています。想像力が薄い人はそれを人に指摘されがちです。ゆめゆめお忘れなきよう。
カフェは大変に快適です。
元々高い天井と見晴らしがよい大きく取った窓という店内はテープルやイスの距離感もうまくやってあり、安心感もちゃんとあります。
電源タップ付きのカウンター席は便利でいいね。
セルフのウォーターサーバーも健在。
普通の水とミントを入れてあるものが選べるのも変わらずでうれしかったです。ミント水、いいねえ。
お買い物は今日はしなかったけど、房総のいいものなんかもチョイスされていて、ちょっといいんだよね。
また通りかかったら寄ってみよう。