このあいだ仲間とおじゃましたばかりの白山の「ヤムヤムカデー」。またやってきました。
カレーですよ。
古積先生が待っていてくだいました。実は今日は取材でおじゃま、なのです。
先日おじゃましたばかりでその時の楽しさ冷めやらぬうちにもう少しお話を聞こうと思った次第。
古積先生は茶目っ気がある可愛らしい女性です。
そんな古積先生のことはもちろん存じ上げていましたし、イベントや食事会でもよくご挨拶したりするんですが、いかんせんゆっくりお喋りするタイミングがなかったんです。それで、それならインタビューの形で伺えばいいんじゃない?大手を振って古積先生を独り占めしちゃおう、そんなことを思いついて、
「ヤムヤムカデー」
にやってきたんですよ。
そしてお話しを聴くだけでは収まらないもんね。お料理、食べねば。
「スリランカプレート」
は、この日、メインのカレーは3種選べました。チキン、エビココナッツミルク、ビーツ。
チキンをチョイスのプレートとエビココナッツミルクとをお願いしました。それに副菜が4種付くんです。
地味なビジュアルだと思う人も多いスリランカ料理ですけど、最近では「間借りカレー、スパイスカレーに影響を与えた」なんてこともいわれます。
やりようで華やかにも大人しくもできるとわたしはおもっています。
そしてさすがの古積先生、いつもちゃんと緑のものや赤、紫などの食材を挿し色で入れるように考えているそう。きれいなのはいいよね。その上で味とそれ以上の体へのバランスを考えて構成されるワンディッシュ。
ここはレストランではあるけれど、家庭料理を祖にしての料理である面目躍如といえますね。そして大変に美味しいんです。
ひと通り撮影も済んでインタビュー。
わたしの連載は気取らずカッコつけず。ちゃんと顔を知る、通ずるものある人物へのインタビューにすると決めています。それを100回続けてきました。
自ずと取材に出かける店も決まってくるし、聞く内容などは人が見れば雑談に思えるはずなんです。そういう中から人となりを掴んで帰り、文字にするのがわたしが月刊誌連載で100回続けてきたこと。
さて、今回は古積先生の人となり、ヤムヤムカデーの味、どうやって形にしようかしらね。