ちょっと変わった名前のお店の前を通りかかったんですよ。神田小川町会話いい、靖国通りから1本裏に入ったところでした。
カレーですよ。
その時は、残念、別の場所でランチを食べていてお腹いっぱいだったのです。
ここ、どうやらインドネシア料理の店らしい。モダンなパッケージのファストフード風の店が逆に新鮮で、こりゃあそのうち来ないとな、とよ決めました。
後日の神田ランチ、
「ソト ベタウィ 宮本」
に入ることとしました。
ソト、はなんだったっけな。ソト・アヤムなんていう料理の名前があったけど。イカンとか。あれはマレーシアだったかな。
そうだ、思い出した。ソトはスープだったはずだ。
「ソト ベタウィ スペシャル」
を注文。
この店のメインメニューが集結したセットらしいんです。本当はカレーじゃないんだけど、心でカレーと決めたので、カレーですよ。カウントにしてみました。
牛肉のココナッツスープ煮。これソト ベタウィだね。
いかにも南国のスープという風情です。ココナッツミルクが香りはすれどキツすぎず、柔らか穏やかな味でさらさらで、するすると食べてしまいます。
牛の角切りとさつまいもが入っている様子。マイルドスープ、こりゃあおいしい。
ぺらりとしたものが入っているこれは、テンペかな。
牛肉のスパイスグリル。これはダギンバラドという名前の料理。
ダギンが肉、バラドがホットサワーチリソースだったか。食べるとわりとシンプルな牛肉トマト炒めという感。肉の量多く他に玉ねぎ、ピーマンなどが入ります。
けっこうな辛さで調味してあり牛肉のココナッツスープ煮との対比でバランスが良いと感じますね。スパイシーだけど変にスパイスが突出しておらず、そこもバランスに寄与しているみたいだな。
どちらも好みの味で、よかったです。
ごはんに乗った穏やかな味のピクルスもいい感じです。
他にもメニューにはナシゴレン、ミーゴレン、サテアヤムにフライテンペとおなじみのインドネシアのストリートフードの名前が並んでいました。
インドネシアせんべろ、なんて名前のセットもあって、魅力的。
カウンターもあるので夜ひとりでさらりと飲みたいときなど重宝するのではないかな。
モダンで使いやすいアジアエスニックを楽しめる良店でしたよ。
今度は夜寄ってみよう。