はんつ遠藤さんが受け取ってレビューをしてらっしゃったちょっと面白いカレーの冷凍セット。わたしのところにもやってきました。
カレーですよ。
「贅沢カレー便」はコロナ禍の中、出かけず過ごす日々の中でそこに食の変化をもたらすすこし贅沢な宅配食品。プロジェクト名は「ZEITAG」といいます。第一弾商品はカレー。大阪のカレー専門店ではない有名店が集まってのカレー括りの冷凍製品です。今日はどれを食べようかな。
もともとは大阪鶴見発祥の、現在では東京とボストンにも店を持つ、
「鶴麺」
のものを選びました。これは、、、これだけゆいいつカレーのパッケージが大きいぞ。なんでかな?と思ったらこれはあれだ、カレー麺だ。だからカレーつけだれ以外に冷凍の麺も同梱されているというわけです。
さて、どうかしら。
「牛すじ芳醇カレーつけそば」
食べてみることにしました。
まず湯を沸かしてカレーの冷凍パックを温めつつ隣の鍋で麺を茹でます。これが冷凍麺なのに麺が異常にうまい。細かくちぎれてしまってはじいておいた麺をつまんでみたのですが、とてもいい香りできちんと食感よく、大変いいものなんですよ。むっちりとした食感の平打ち太麺に期待が高まります。
さて。
カレーつけだれ、これはあまから系かな。
大阪スパイスカレーとは違う歴史あるオオサカクラシックなあまから調味、と感じます。いかにも大阪的で好感が持てるねえ。
はじめ甘くて後からちょいピリリ、という感じで粘度はちょいと高くなっており、縮れ麺ではない麺にもよく絡みます。出汁からだろうかね、奥の方にほんのり苦味が感じられるのがアクセントになっており、良いなと感じます。なんだかすごいうまい肉が入っているぞ。
麺は前述の通りの粉の旨さがしっかり出る味わい深いもの。それとカレー汁の強さ。どちらも強いがバランスがいいので、ちょっと驚きます。
麺を食べ終わったのちご飯を入れることが推奨されていたので白飯も用意。
これがごはんと合わせると倍うまいんだよ。和風だけど和風によりすぎないバランス感があるのがいいですね。良いものだったよ。
カレー麺はやはりカレー専門店ではなくて麺専門店でないと出来ないことがあると思うんです。麺と合わせての世界観の完成なわけで、そのチョイスで体験が大きく変わるでしょう。こればかりはカレー専門店では太刀打ちできないよね。そういう意味で価値があるものだと感じました。
店のメニューにはないそうで、ここだけ、これだけの一食。注文の価値があります。
ZEITAG
https://zeitag.shop-pro.jp/