先日からスタートしたわたしのラジオ番組があります。
肝煎りで始めた大事な冠番組です。
カレーですよ。
北海道、サッポロシティFMで自分のラジオ番組を持つことになりました。
規模としては小さなFM局である「サッポロシティFM」(ミニFM局)ですが、これがなかなか面白い番組が揃っています。小出力の限定的なFM局ですが電波に乗ります。電波に乗る、これがわたしが一番こだわっているところです。もちろん現代的にインターネット上でも全国から聴取可能なのでご安心を。
収録は東京神田、岩本町。ご存知マロンさんプロデュースの「デジタルキッチン 」にて行っています。番組タイトルは「はぴいのおしゃべり交差点」。いつもの街角で見たことのある顔と出会ってちょっとおしゃべり、そんな番組になるといいなという思いからの番組名と内容です。
ぜひ聴いてみてください、
それで、そのラジオの収録にこの日きてくださったのが、移動キッチンカーとラボを持っている
「SPICE VILLAGE TOKYO L.A.B.O」
の後藤シェフ。出演を快諾くださいました。 http://spice-village.jp
そしてなんと仕事帰り、それはつまり営業終了後にカレーのトラックでそのまま寄ってくださっのですよ。デジタルキッチン始まって以来の驚き、カレートラック、デジタルキッチン来たる!というわけです。
後藤シェフがカレーを2食持ってきてくださいました。うーん、大変にうれしい。
楽しい収録ののち、おうちに持って帰って温め、食べました。
後藤シェフが作る、
「ララマトンカレー」
はいつもとてもスペシャルなものだと感じています。
マトンは香りも味も他のお肉を越える複雑なものだと感じています。それコントロールしてイメージする味、その一箇所へ着地させる。これが難しいのではないかといつも感じるんですが、後藤さんのララマトンはその迷いがない着地点がいつでも素晴らしいものなのです。そして香り。マトンの香りがキチンと来るんだよ。癖を殺さず嫌味を抑える。
そしてやっぱり嬉しいのが、ちゃんとごはんによく合う。
この味が作り出される秘密の工房、「SPICE VILLAGE TOKYO L.A.B.O」なんです。
数回お邪魔したのですがとても楽しい場所でした。カレー等食品の加工、殺菌、パッキングや冷蔵冷凍ラインなど食品製造の一連をカバーするスモールファクトリーです。香りと味生まれ出る場所なのですよ(ガンプラもあるよ)
ララマトンという料理、インドパンジャービー地方の挽肉と塊肉の両方が入る煮込み料理です。ともすれば難しい味にもなり得るマトンという素材を「クセ」ではなく「複雑なおいしさ」に昇華させる後藤シェフの腕前冴えるララマトンにはちょっと凄みのようなものを感じるんです、いつでも。
冷凍でも買えるしお弁当出店のキッチンカーでも買えるのです。試してみるといいよ。