クルマのリコールがあって東洋町で約2時間の空白時間が発生しました。ディーラーでただ待つのも勿体無いのでカレーと思ったんですが、難しい時間帯の東陽町、そろそろランチが終わる時間。
カレーですよ。
しかもちょっとあてにしてたディーラーの向かいにある江東区役所。
食堂カレーと洒落込むかと思って行ってみれば、レストラン、去年の2月に閉まってました。いま食堂ないのかよ、、、区役所の人たち大変だなあ。
それで、そんな時にはチェーンレストランに頼りましょう。
「サイゼリヤ」
に久しぶりに行くことに。
行ってみればちゃんと感染症対策もあり、元々ファミレスは席の感覚も余裕があるし、二人がけのボックスシートは他の席とより距離もあってひと安心。そしてランチメニューがまだ頼めるんです。ああ、助かった。
そしてランチメニューなんとドリンクバー含めて600円!こんなに努力をしているサイゼリヤで、だからこその先日の代表の悲鳴。ニュースを見ました。あれはひどいよなあ。もっと補助が出ないとね。強く感じ入るものがありました。もう大手も個人店も関係ないという世界になってしまったんですよ。わたしの立場からはどちらも等しく応援をしたいと素直に思います。
原稿書きの場所としてお世話になっていた近所や甲府の深夜営業があった頃のサイゼリヤだからね。
さてランチ。おやおや、カレーありじゃあないですか。
「ビーフキーマカレー」+「やみつきスパイス」「野菜ペースト」
を注文しました。
一緒に2つほどサイドメニューを注文したんですよね。時間もあるしせっかくだから遊んでやろうというわけです。
誰が始めたか知らないですけど、サイゼリアにあるメニューをリミックスしようという遊びをやる人が増えていて、サイゼリア自体も元々あった提案をもっと幅広くという感じでメニューに反映させたりしていてお店もお客さんも楽しく幸せ、という感じになっていてね。いい感じだなあ。よし、カレーで乗っかるぞ。
それぞれ「やみつきスパイス」はご存知話題のメニューアロスティチーについてくる例のパウダースパイス。「野菜ペースト」は若鶏のディアボラ風やディやボラ風ハンバーグの上に乗っている刻み野菜、あれです。
キーマカレー
十分においしい素のキーマカレー。タマネギからの甘味の系統の味が前に出る穏やかなものでみんなが好きな味です。
無難という線をちゃんともう少し超えてくれている落とし所で納得がいくなあ。いいじゃないですか。今回のこういうリミックスのベースにもってこいだと思うよ。
やみつきスパイス
例のスパイスはホットではなくスパイシーになるのがよいんです。少し塩味が入るようでキーマカレーにかけると塩味のエッヂが立ってくるのは、これは便利。方向としてはケイジャン風に感じる味と香りがあります。確かにラムに合うものですね。ガラムマサラがわりになるんじゃないか、これ。
野菜トッピング
素直なタマネギマリネの味で幅広く使いやすいものです。食感の変化とともに少しの酸味が追加されるのが効果的。これ、いいぞ。色々使えるね。オレンジじゃない方のドレッシングをかけたサラダに追加するのもいいしポップコーンシュリンプのソースにドバッと混ぜてもよさそう。
そして忘れちゃいけないのが辛さ、もう一歩前へのためのあれ。今はテーブルに置いていなくて調味料の棚に取りにいきます。
唐辛子フレーク
辛さで引き締まる感。これは大事、必要だと感じます。バランスが出て味も引き締まるのでね。使いましょう。
そんな感じでいろいろとキーマカレーをこねくってみました。とてもたのしい。
結果、ひとまわり分奥行きが出て味の輪郭が太くなったんですね。キャラクターが出てきてなかなかいい、面白い。スパイスはよく混ぜないとまだらに塩辛くなるので分量とよく混ぜに気をつけることが注意点です。
この二つ、キーマカレーに合わせるの、いいと思います。味の変化も楽しいし、輪郭がきちんと出てきて個性が生まれますよ。
で、番外編。
やみつきスパイスかけ白ごはん&唐辛子フレーク
これが意外やなかなかよくてね。これに黒胡椒をほんの少し振ってやっておにぎりを作るといいんじゃないか。そこにタマネギ入れたらもうね。もうね。だめだなこりゃ、とまんないな。
サイゼリヤの小宇宙。小宇宙なのに無限を感じます。
楽しく時間が過ぎていき、原稿なども買いていたらさっさとディーラーから作業電話がかかってきました。
さて、クルマを取りに戻ろうかね。