例の複合業態、牛めしの松屋にとんかつの松のや、そしてマイカリー食堂を乗っけて営業しているあのお店にまた行ってきました。幕張インター店。
カレーですよ。
例によって店内営業は終了。持ち帰りのみとなっています。まあそうだよなあ。この場所を通りかかるってことはいつだって時間遅いということになるもんなあ。
店内で食べるチャンスは少ないだよなあ、20時までの営業じゃ。全くおかしな世界になっちゃったね。
それで、持ち帰りのみの営業の20時以降。松屋、マイカリー食堂は稼働、松のやは持ち帰りもやっていません。多分フライヤーを使うオペレーションがあるからそこだけ止めての営業なんだろうね。それが効率いいと思う、確かにそう。
さて、
「マイカリー食堂 幕張インター店」
例によって広い駐車場のあちこちで買った弁当をそのまま食べている人々がほとんどですね。
ファストフードという名前通りで空腹の時に即ごはん、という気分でやってくる人が多いわけですから、気持ちはよくわかる。とうぜんこうなるよね。ドライブインシアター型牛丼店です。
店内は当然誰もいなくてお弁当を待つお客が一人いただけでした。
さて、持ち帰りで買ったカレーは、
「煮込みビーフカレー」
という名前。
これは、カレーの優等生だったな。
西洋風の味の土台の作り方、西洋出汁、具材の大きなビーフブロック、甘い方向のシチュー的カレーにうまくバランスを取って、その上で辛さを重ねてある、という設計です。
辛さはもう少し、ほんのもう少し抑えてもいいかな、と感じました。もしくはそれをやると出てくるアラ、バランスの悪さがあるのかもしれない。そうかもしれない。いや、そうでもないかな。どうでしょう。味っていうものはすごく精巧で繊細なものですから。
体調が悪い時に松屋のハンバーグ食べるとすごい味違って感じるんだよね。もちろん添加剤的なものは使ってないと謳っているのでそっちからではないと思うけど。そういうのをちょっと思い出します。
とにかくみんなが好きで、でもちょいとカレーにこだわりを持つチェーンとしての譲れないラインも見えるし、やっぱりどうにもおもしろい。
ハンバーグで思い出したけど、定番のハンバーグを食べると必ず思うんですけど松屋はこういう洋食の味のセンスと落とし所がいいよなあと感じます。いろいろやっているけれど「洋定食屋」のイメージがあるんですよ。
牛丼店、いつも思うのは吉野家=和食、松屋=洋食、すき家=無国籍、という感。この見方、わりといい線いってるのではないかと思っています。