もともと本店に通っていたんです。それと、高田馬場、馬場口の店も仕事の時に便利で何度も通っていました。
もともと味も提供スタイルも気に入っていました。
カレーですよ。
カウンターで料理がさっと出て、気軽に食べられて腰軽くさっと出ていく。こう言うスタイルはとてもいいと思うんです。とても好み。
たとえば湯島のデリー、たとえば、先日なくなってしまった、そして謎の復活を遂げた上野のクラウンエース。東京駅、八重洲地下街のアルプスなども代表的なお店です。カレースタンドといわれる業態。いまはスタンドタイプの店は少なくなってきています。
「エチオピア」の本店はまさにカレースタンドの最たるもので、馬場口の店も同じくです。
しかしここソラシティにある、
「エチオピア カレーキッチン」
は立地もあってか少しコンセプトが違っていて、テーブル席が用意され数人で食べることができるお店のスタイルです。昨今ひとと一緒にゆっくりと食事、なんてことが憚られるなんだか切ない時代に突入しています。会話なく食べねばいけないわけですが、それでもやはり少しゆっくり食事ができるというのは嬉しいものですよね。
そういう意味でも「エチオピアのカレーをいつもよりゆっくり楽しみたい」というときはうってつけの選択です。時間さえ外せば本店よりも席の確保のハードルが低いのもいいね。
この日の注文は、
「ポーク野菜、大盛り、4倍」
としてみました。
あまり辛くせずにのんびりと汗をかかない程度で楽しむことにしたんです。
えー、大盛りはうっかりしていました。
この日は朝、昼を食べ損なっての16時半。わずか50円の大盛りに目がくらみ、頼んだ分けですが、なんと500gもプラスされるんだよ。ごはんが500gになるのではないよ。レギュラーの盛りに500g上乗せされるんです。いや、驚いた。
皿も深皿になって出てきます。すごい量。さすが古い学生街お茶の水に根を張るお店だよなあ。
確かにこうなるとカレーソースの大盛りも一緒に頼んでプラス200円の方がいいかもしれないです。
さて、いつものエチオピアのカレー。なかなか他に代替えが効かない味なんです。丁子(クローブ)が頭ひとつ強く出る感じのバランスにチューニングされた、いわばスパイスカレーのルーツとも取れる味といいましょうか。系譜はまったく別ですけど味の方向で串刺ししてみるとそう呼べるかもしれないね。
ジャガイモは例によって取っておいてカレーが来てから割ってやり、カレーソースに投入するのです。
このやり方がお気に入り。
いや、それにしてもちょっと食べ過ぎてしまった感があります。
腹ごなしに少し近隣を歩こうかね。
まずは夕暮れのニコライ堂をながめにいきましょう。
【MEQQE】「気付けば1万食突破!はぴい’sカレーですよ!MAP」
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