「軒先まるしぇ」というイベントがあると聞いたんですよ。教えてくれたのは同じ八街地区にお店「カレーリーブズ」を持っているスリランカンの女性、ジャナカさん。
お店に行った時にこういうお祭りがあるよ、と教えてくれて、開催の2日前にリマインド。メッセンジャーで伝えてくれました。そこまでしてもらっちゃあ行かねば男が廃る。
カレーですよ。
そんな流れで八街駅前、すずらん商店街にたどり着くと、肝心のご本人がいない。おやおや、これは。
会場となる小さな商店街の通りに入るとこじんまりとしたお祭りでありました。屋台は2つほどであとは電子ピアノで演奏をしたりしています。それにチケット販売のブース。いい感じの小さな地元のお祭りだね。
どうやらこのイベント。元のイベントはどういう形になっていたかは知らないんですが、新型コロナのせいで直接出店はなし、参加店のお弁当を会場に集めて客の密集を避け、販売のみ、というものでした。あ、なるほどねえ。
チケット販売のブースでお弁当の券を買って裏の引換所でお弁当をもらう。そういうスタイル。
手ぶらというわけにもいかないので、
「カレーリーブズ」
ジャナカさん特製の
「たまごとツナのスリランカロール」
を入手。
一緒に美味しそうな台湾のお弁当「聞香(ウンシャン)」の「トロッと角煮弁当」も購入です。近くの公園で食べるかなあ、それとも。
このコロナ禍でせっかく昼間なのにお店で食べる選択をしないのはちょっともったいないよねえ。さりとて買った弁当をぶらさげて「買ったよ」といいながらジャナカさんのお店に行くのもどうもひねりが足りぬよなあ。そう考えて、昼メシは予定を変更。公園には行かずにクルマを出しました。
そんなこんなで別のお店で昼を済ませ(ご縁あってスリランカ料理店でした)色々と寄り道をして帰り道。自宅に着いて「たまごとツナのスリランカロール」を温め、食べます。いやこれが実にうまい。
いわゆるロールスですね。スリランカのストリートフード。
タマネギとジャガイモマッシュ。そこにお魚の味が強く感じられ、その旨みが日本人の舌につきささります。これはいいねえ。
魚とマッシュポテトのフィリングは香りが良く、適切な塩加減とセンスいい控えめのスパイスで実に良いなあ。ローティにフィリングして巻いてやり、それを揚げたのだろうね。
スリランカ、マウントラビニアの隣、デビワラのマーケットで食べたロールを思い出すなあ。いや、あれよりも旨いのではないかしら。
面白かったのがトマトケチャップ。おたふくソースのトマトケチャップの小袋がついてきました。へえ、おたふくソース、こういうのもやってるんだねえ。スリランカの人におたふくソースのケチャップ教えてもらったということだなこれは。おもしろいなあ。
しかしインドやスリランカの人はなんだかこの手のケチャップ、好きだよね。
台湾のお弁当「聞香(ウンシャン)」の「トロッと角煮弁当」もかなり良かったんですよ。いや、すごくよかった。
そのまま温めて食べようと思ったんですが、いいこと思いつきまして。
取り出しのスープのストックが追ううちにあったんですよ。それで、かんな感じにしてみました。すごいおいしい。
何はともあれ約束は果たせました。
とにかくおいしいロールスでありました。