カレーですよ4792(自販機ドリンク ポッカサッポロフード&ビバレッジ カレーな気分)コーンスープとミックスはいいかも。

もう春になっちゃいましたけど、この冬ヒットしたというドリンクに缶入りカレーがあります。もちろんラベルには清涼飲料水の表示があります。

清涼かどうかという議論もありましょう。そして飲料水かよという疑問も出ます。ただ決まり事でそういう表記になります。

 

カレーですよ。

 

ポッカサッポロフード&ビバレッジのカレー味ドリンクは今までもたまに出てはひと冬でなくなったカレー味飲料の一翼です。

実は去年の夏の終わり、8月末に発売になった製品です。秋への切り替わり商品ですね。発売から3ヶ月で170万本出荷となったようで確かに話題に上ることが多いな、と感じました。その名前は、

 

「カレーな気分 中辛170gリシール缶」

 

これが正式名称みたいです。

味、ですが、これはね、好き嫌いが真っ二つに分かれると思う。その真っ二つの中でさらに派閥が分かれそうな味、とも言えます。乱暴にいうと、カレーライスが好きな人はこれは嫌いなんじゃないかな。それでスパイスを強く使うカレー類が好きな人でちょっと知識や経験がある人だと「なんでこの味と香りに着地させた?」となるんじゃないでしょうか。

わたしの個人的な感想は、1回目は首を捻りながら飲んで、理解できなくてまた買って、という感じでした。3回買いましたがなんというか、クセ=個性の出し方が難しかったのかなあ、という感想です。

 

 

開発ストーリーを何かで読んだのですが、「カレーと言うメニュー自体のポテンシャルが高かった、2人に1人が月に2~3回以上食べるくらい人気あるもの。そこに着目して商品を企画した、とありました。これはつまり、カレーと言う食べ物のイメージの固定がすでに消費者に強くあると言う意味でもあります。難しいものは出せないわけです。そしてカレーは間口が広い。そこも踏まえて上手に咀嚼しないとみんなが好きな製品にはならないのではないでしょうか。わたしはそんなふうに考えます。しかし逆にみんながみんな好きというものでなくても良い。ある程度範囲を絞ったターゲティングであればこれはアリだとも考えられます。

わたしとしてはちょっと難しい製品になったんじゃないかな、と感じました。

 

実はね、山の中の自販機で買ったんですが、この時一緒に自販機で「ダイドー 濃厚deli コクとろコーンポタージュ」というのを買ったんです。お腹空いててね、山ん中なんでなんにもなくて、それで2本。ふと思い立って半量まで飲んだ途中でこの「コクとろコーンポタージュ」を「カレーな気分」に注いでみたんですよ。あ、これいい。これだと素直に好き、おいしいと言える。好みの問題というところもありますが。

そうそう、やらないままになりましたが、ご飯にもかけてみたかったな。甘味ある白ごはんとの相性、組み合わせでは印象が大きく変わる可能性があります。そっちに寄せてはいないと思うんですが、どうだったのかな。

 

もう一度買ってみたいですね。