いやもう順番が逆。カレーがあるので行ったのです。これは普通だ、わたし的には。でも電車だった。しかも聖地巡礼かよ。気がつかないまま要素多すぎです。
カレーですよ。
わたしはカレーが食べたくてやってきたのであります。
ここは天竜川沿い。浜松駅の界隈を離れて少し天竜川を上る感じでたどり着いた天竜二俣駅。
昨日の夜、せっかく昼間んで素晴らしい夜を過ごしたというのにホテルに帰ると早速カレーというキーワードでちょいと浜松を検索したんです。色気もへったくれもありません。そうやって探してみると、なんだか電車の形を模したカレーがあるのを見つけたんですよね。おや、これはおもしろい。それで天竜川を少し遡ってやってきたわけです。
店の名は、
「食の駅 十文字屋」
といいました。
新しめの飾りっ気ない四角い建物で、ちょっとがらんとしているんですが別に気にもなりません。なにしろ電車の形のカレーがあるのだからねえ。いい感じで地元のおっちゃんたちもメシ食っててなごみます。
注文をしましょう。メニュー名は、
「転車台カレー」
とありました。おやおや、なんとなく、鉄の匂いがするぞ。
それで、お手洗いを帰るついでに店内の壁に貼ってある観光案内的なものを読んでみます。
おお、そうか、ここ、天竜川を遡る形でこのお店に辿り着いたわけですが、その先、というか隣なんですけど。
天浜線の駅でありました。「天竜二俣駅」天竜浜名湖鉄道の駅。この駅は知る人ぞ知る有名駅で、稼働する転車台があるらしいんですよね。
なるほどそうか。転車台か。あとで見てみたいなあ。見られるのかしら。
カレーがやってきたよ。
おおお、これすごい。ごはんが「TH2100形気動車」を模している。すごいすごい。
窓はベーコン、車体のストライプはニンジンとインゲンかな。すごいなあ、よくやってあるなあ。
フロントマスクは食べられる素材に印刷となっていて食業界のトレンドを反映したもの。食品用プリンターやラテアートプリンターなど流行りです。
線路はお手軽にマヨネーズで、これがなんだかカレーによく合うんだよ。マヨネーズというものは本当に優秀だよねえ。
カレーは欧風寄りのデミグラス系でよくできた美味しいものでした。入っているお肉も素直に美味しいしね。なんでもブランド牛の「三ケ日牛」を使っているのだとか。
転車台なので回しながら食べました。楽しいなあまったくもお。ドレッシングの梅味も美味しいし、満足感が高かったです。
さて、天竜二俣駅。
天浜線の前身である国鉄二俣線時代から遡って天竜二俣駅第三セクターの天竜浜名湖鉄道に引き継がれてもなお、転車台はこの駅に残っています。
転車台を観たかったんですが、施設が引き込み線の奥の方にあって転車台ツアーに参加しないと間近で観られないらしい。なるほどそうかあ。タイミングが合わずに残念でありました。けど、いろいろと車両の写真も撮ったし、面白いラッピングいっぱいあったし。
湘南色とかゆるキャンとかラッピング車両多いなあ。
、、あれ、なんかこれ、ここ、見たことある。
第3村でした。うひゃ〜!そっか、気がつかなかった。第3村ここか。
次は電動ジムニーでこよう。
しかし「洗って!回って!列車でGO!」(車両に乗ったまま洗車機通って転車台でもまわしてもらえる夢みたいなやつ)はなんとしても参加してみたいなあ。
タイトルがいいよねえ。