ちょっといいものを見つけてしまったのよね。エプロンなんだけどね。バッグだけど。
料理をせぬのにわたしはどうにもエプロンが好きなのですよ。
]それ、なんだかなあ、なんですが。
エプロンといってもどちらかというとユーティリティベストとかビブとして考えている節があります。お洋服、アウトドアウェアの延長という気分なんです。収納やギミックがうれしくてね、それで集めているといってもいいでしょう。
つけるというより着る感覚のものの方が好みです。
そんなわたしの大好物が目に飛び込んできました。やめてよAmazon!そんなこと言いながら毎晩寝る前にひとしきりAmazonパトロールをするわけです。これはなかなかの逸品。素通りできなかったよ。
「エプロンにもなる薪バッグ3Way Apron Bag」
という愚直な名前。
わかりやすくて好ましいですな。
pastoolというアウトドアレーベルが作っています。
土台にしているのははどうやら薪バッグのようで、そこに機能を足していったんじゃないかな。これ、薪バッグであり、エプロンでもあり、トートバッグでもあるのです。
薪バッグというのは、ようするに肩紐なりハンドルがついた一枚の布じゃないですか。
ちょうどかしわ餅的に餅を葉っぱで包む感じで薪をくるんで持ち運ぶわけです。ホットドッグ的と例えてもいいね。
風呂敷にハンドルとジッパーをつけるとバッグになるように、これも一枚の帆布にハトメで穴を4箇所空けてそこにハンドル、ストラップ、もしくはベルトでもあるやつを通して、なおかつサイド部に2箇所、ジッパーを追加してあります。トートバッグとエプロンを、あいだに薪バッグをはさんで3ウェイで行ったり来たりできるように考えてあります。
いいね、いいね、こういう感じ。
推奨されていないしジッパーはワンウェイなので気をつけながらでなくてはいけないですが、バッグモードの時にその裏表、両方とも使えます。ポケット位置やデザインが変わって2種類楽しめるということになるのでこれはちょっとうれしいですねえ。
バッグとしてはベルトが細いのであまり重たいものを入れるとちょっと使い出が悪くなるやもしれません。そこはベルトを別の手持ちのものに変えたりカラビナを使ったりで色々とアレンジができるし、むしろその工夫が面白いのではないかな。そういうの好きだよね、これを選んじゃう人なら。
正直この手のプロダクトは使い出が悪かったりすることも多いわけですが、御多分に洩れずこれも若干使い出がナニなところもあります。でもね、そういうところは目をつむれるのよ。それはつまりロマンだから。
変形合体はロマンなのです。
変形合体するのなら多少の無理や整合性のなさなんていいではないですか。だってロマンだからさ。