おなかがすいて、カレー食べたくて、ちょっと周りに見当たらなくて、うーんとどうすっかあ、なんて感じでした。
河口湖のそばにいました。
カレーですよ。
観光地はなかなか難しいな、といつも思います。
営業時間が早め閉店だったり、オフシーズンはやってなかったり。
そんな中で、河口湖を見渡せるロケーションのインドレストランを発見しまして。
「スパイスハット」
という名前です。実はすぐ近く、向かい側くらいの感じでもう一見小さなインドレストランがあったんですよ。
そこは閉まってて、はじめは「ありゃ!やってないか」となったんですが、そこじゃなかった。
焼き鳥店の2階にある。ちょっと昔のカフェバーテイストがあるオシャレ内装がいい感じの広い店内です。
うん、なかなか悪くない。
メニューがなかなか面白くてピザとスパゲッティとバッファローチキンなんかもラインナップされててね。
そうか、なるほど観光地のお好みレストランとしても機能する幅を持たせたわけだ。今風に言うならファミレス的だね。これは面白い。
カレーの注文、
「カレーライス」
を頼んでみました。1000円ぴったりの戦略価格のメニューです。ところがこれが驚きのデカ盛りメニューでかたまったんです。
やってきたのはオーバルの大きめお皿にみっちりとカレーソース、ライス、野菜が乗った、いや、詰まったひと皿です。うわこれ、皿のサイズが大きい上に密度高くいっぱいまで料理が盛られてるよ。こりゃたいへんだ。
カレー、ちょいと古いタイプのクリーム系グレイヴィインドカレーですね。うーん、実はね、なんかひと口目で飽きちゃう感じがしたのです。が、なんか食べてしまうのだよこれ。なんだなんだ?結局こういう味でインドカレーを覚えた世代なのでスーッと馴染んでしまうということかな。いやいいんじゃないかなこれ。
チキンもなんだかこれでもか的に入っていますよ。質としては並みではあるんですけどほんのり生姜の香りを効かせたりしていてちょっとやってますよ的なニュアンスも感じて侮れない。サイズ、中津から揚げ的デカサイズの肉塊が3〜4個入っていてそんなにせんでも、という感じ(笑)
いや、カレーソース自体もとんでもない量なので。とりあえず2人前もりつけちゃったよね、という雰囲気。家系ラーメン麺ダブルでごはんおかわり的量。
そしてそれは野菜にまで及んでおり、これはちょっと嬉しいです。野菜高いんだからさ、大丈夫だって気を遣わないで。こんな無理すんなよ、という気分。最後はちょいとツラくなってきたけどなんだかんだで完食しました。
これで1000円は驚異的。恐れ入りました。
なかなか難しいリゾート、観光地での営業、頑張ってほしいなあ、と思います。