友人のヒロスケさんのお友達、ミャンマーの人が作った手作りカレーをもらいました。冷凍でいただいたんです。
カレーですよ。
これがなかなか、いやかなりよかったんだよね。ミャンマーのお友達曰く、和風にキメたらしいんですが。
これとてもおもしろかったなあ。
少し解凍してからレンジアップで温めてみました。
まずやってくる香りと苦味。あれ、これ、鰹節じゃないかな。カラピンチャらしき葉っぱも入ってます。しかも葉っぱ、フレッシュと見受けられます。へえ、おもしろいぞ。けっこうな辛口にしてあって、しかしイヤミない辛さで切れ味良くさわやかです。ああ、これはうまいよ。
印象としては日本のカレーとスリランカのカレーを合体させてそれをミャンマーの人が作ったという感じ、でしょうか。
さらりと言ってしまうと、蕎麦屋のインドカレーの感。そう、もうピンとくる人はピンとくるよね。よもだそばのあの感じに近似性を感じるんです。そりゃあうまいに決まってるよね。しかもあれよりももうちょっと辛口でもうちょっと香りが良くて旨味のバランスが取れています。それはつまりかなりおいしいってことだ。
インド亜大陸周辺や東南アジアに寄りすぎず、かと言って日本のカレーライスとは全く違うという着地点だと感じます。口はそれほど辛くなく、どんどん食べられるのに汗がジャンジャン出て気持ちいい。うん、この感じはいいカレーに共通する体験です。スパイス使いが上手ってこと。これはそのまま売り物にできる完成度です。
で、あまりに出来がいいからハンバーグを乗せたことを少し申し訳なく思うわけです。カレー単体ですごく価値のあるものだったから。でもね、ハンバーグもこれ、いいやつなのですよ。ソイミート使ってある「格之進」のやつ。これうまい。うますぎるんだよなあ。
で、食べると前言撤回。
ハンバーグと合体させたら激うまいんですうますぎる。贅沢すぎる。そう言う、おいしいものを乗せても揺らぎがなくてなかなかに懐広いカレーであると感じさせる良カレーでした。
ごちそうさまでした。