界隈では珍しいのではないかしら。静岡田子ノ浦あたりでスリランカ料理のお店を見つけました。
ちょっと寄ってみよう。
カレーですよ。
辿り着くと綺麗で新しめの感じがあるお店です。
入り口には立派な置物があって入り口のラッピング写真と連動していて凝っているねえ。これはシーギリヤのライオンゲートかな。なかなかのもんです。
「タンバパンニ富士」
という屋号です。
表には扉が2つあって、片方はどうやらマーケット。入ってみると店内ではつながっていました。うまく2店舗の雰囲気を出していると思います。
マーケットはキトルハニーの大瓶があるのがありがたいなこれ。
店内では一つのテーブルにスリランカンの男たちが集まって楽しそうに食事をしています。ああ、いい感じだねえ。日本人はわたし一人でこういうのはいつでも楽しい気分になるものです。
こういう時、そっと気配を消して場の雰囲気を楽しむのもいいしね。異国の男たちに話しかけて楽しむのもいいと思います。
店主は感じいい日本語が達者な男性で、わたしが知っている数少ないシンハラ語の話しやマウントラビニアでの焼き鳥の日々を面白がって聞いてくれました。
さて、注文はホームスタイルカレー。
メニュー名は忘れてしまいました。4種のカレー的なことが書いてあったかな。
パリップ(豆とココナッツミルクの煮込み)、ククルマスウェンジャナ(粘度が高い鶏肉煮込み)、ゴトゥコラサンボル(サラダとふりかけの中間。ツボクサではなく水菜だった気がする)、ナスのパヒ(茄子の煮込み。モージュじゃなく。お汁多めでウェンジャナ的な)、パパダン(豆煎餅)という感じ。
ごはんの大盛りかげんにちょいとたじろぎます。これはアジアレストランの日常。
とか言いながらなんだかんだと食べきってしまっていかんなあ。おかげでお腹がパンパンです。
店主とおしゃべりをしていて、シンハラ語で一番初めに覚えたのがチュッタだよ、と話したら笑ってました。そう、こんなにたくさんの量は食べられない。ご飯ちょびっとにしないとね。
そしてどこで食べてもやっぱりパリップとメシが好きだなあ、としみじみします。
店主とスリランカの破綻と何年も前、随分前から聞いていた大統領のダメな政策と中国の話などをして価値のある意見交換ができました。良い時間だったな。
また来たいです。