けっこう前になりましたが膝を痛めて膝頭に注射。毎度心臓に悪いわけです。まあ、毎度です。あんなところにぐいぐいと、しかもけっこうな深さで注射針が刺さるのを見るとお尻がひゅっとすぼまるよ。恐ろしい恐ろしい。
カレーですよ。
そんなこんなで病院は近所であったけどちょいと歩けなかったのでクルマで行きました。
クルマにのっちまえばこっちのもの。ちょいと木場まで飛ばしてジャンカレーを持ち帰りとしましょう。
「ジャンカレー 東陽町店」
へひとっ走り。
お弁当で買うと本当に実感するんですが、持つとずしっと重いんです。
何しろお弁当ですからお店で食べるときのうつわの重み差っ引きで重量感を感じます。や、この重さがお腹に入るのか、と頼もしさを感じます。ジャンカレー、他のチェーンより量、多いよね。いいよね。
そしてジャンカレーの真髄は揚げ物やらなんやら乗せををしない、生成りのカレーライスだと思っています。
熱っつくてちょいと辛くてバリっと炊けたご飯がみっちりで、もうこれね、非常に正しい。カレーライスとしての完成形を見るような思いです。
福神漬けだってお気持ち程度ではなくちゃんと脇役を務められる分はいってくるしね。こういうちいさな場所場所にきちんと思いが宿っていることが伝わるカレーライスなのですよ。心意気ってもんがある。
とは言え立場もそうだし、そんなものよりも気持ち的に何にも乗せないカレーライス推しをしてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけどね。客単価が下がってしまうもの。
だから、その分これを読んだ諸兄がどんどんたべに行ってくれるとありがたい。そう思っております。