これはなかなかの逸品だったのです。買ってよかったな。
現在テーブル沼からの脱出を画策中、なのであります。
自分のフィールドでのスタイルがだんだんに決まってきたと感じています。
それに合わせてテーブルに関しては3台残せばいいという結論が出ました。
残すのは、まず大きいものはモンベルのマルチフォールディングテーブルワイド。
4人で使えるサイズ感で、室内、室外の物撮り等の撮影に使えるのでこれは仕事用として残さねばならないやつです。美しく機能的なところも十分手元に残す価値になりましょう。とても気に入っています。
中サイズのものはCampingmoon T-520 SPACE TABLE。今だとこれを一番多用しているかな。2人で使えるサイズ感。ちょっと気の利いた純正の収納バッグに入っていてね、隙間スペースがあるんですが、そこにヘリノックスチェアワンタイプを1脚入れられるんですよ。これは重宝。わりとこのセットはクルマに入れっぱなしで便利なんです。
サイズではなく趣味的に気に入っているトリパスプロダクツのMOKUME TABLE。これは大事にしています。重たいし正直実用的ではないんですが、ロマン溢れるプロダクト。一人でそっと使う用です。強い満足感があります。カッコよくてたまらんです。
ちょっと数は言えないですけど(笑)これ以外にも色々あってね、テーブル。そちらは徐々にリリースする予定。
少しギア類を整理せねばいかんものな。
さてそして、の小さいテーブル。製品名にテーブルとあるんですけど、これはほぼシングルバーナー用の遮熱版派生のものだね。
「MounDoor アウトドアテーブル MD-Z001 」
といいます。
ロースタイル、ないしはイスなし、地べたスタイルでクルマを使わない時などに良さそうなサイズ感。この手のものはシングルバーナーで湯を沸かすなどしながら横にシエラカップをちょっと置く程度のものですね。テーブルというにはいささか憚られるところがあるかも。
しかしこの MD-Z001 はちょっと面白いんです。普通のこの手のテーブルと一味違う。
テーブルの拡張ができるんですよ。合体、分離、変形。男のロマンです。
テーブルに拡張パーツ(付属/バーナー用遮熱ウィングプレート)を装着する形でバーナー用ベースが取り付けられます。各社のシングルバーナー、SOTO ST-310/330やイワタニ製品、トランギアのアルコールバーナー等の多種のシングルバーナーに対応。わたしはイワタニのジュニアコンパクトを使っているのですが、これもOK。足をまっすぐにして上から差し込んでやれば収まりました。
拡張パーツはバーナー用のホールが開いていないものもあり、そちらは別売りのオプション。わたしはこれも1枚追加してあります。追加したウィングプレートも、付属のバーナー用ウィングプレートも、収納時に折りたたんでテーブルの天板の内側に収まるように設計されています。こういうのも嬉しいんだよなあ。
この2つのエクステンションを使うとようやくテーブルらしいサイズ感が出てきます。とはいえ小さいものであるのは変わらないけどね。
ちなみにメインのテーブルに6箇所、ハードポイントが設けられていてウィングプレートを自由な位置に装着できます。つまり、やろうと思えばウィングプレートを追加買い足しして元の4倍近い面積まで拡張できるということ。まあ、やらなけどさ(笑)一度見てみたいなとは思います。
写真のように大型のテーブルの上で使えば遮熱板兼熱い鍋等を置く鍋敷き的なスペースとして活用できますね。(写真はアルミテーブルの上なのでちょっと意味はないかもしれない)今回はガスハーネスでCB缶を別に設置したので遮熱目的は必要ないのですが、バーナーの位置固定ができるのは整理ができていいと感じます。
ステンレス素材の天板は特殊エンボス加工で美しく表面加工されており、これが皮のシボのような雰囲気を出しているんですよ。この加工があるかないかでずいぶん印象が変わります。高級感が出るというわけ。いいですね。いいな。
汚れ、キズが目立たなくなる効果もあり、多少の滑り止め効果も期待できるのではないかしら。小さいながらも質感がよく、存在感があるねえ。天板サイドにはアクセントで木製のプロテクターが付くのも洒落ています。この部分の質感も悪くないですよ。各拡張パーツにも同様の表面加工がなされており、装着時の親和性も高いのがチャームポイント。確かにこの加工があるだけで追加で買いたくなるよ、ウィングプレート。
これはなかなかに満足度の高いテーブル。
最近のわたしのフィールドでのスタイル、適当な山の中でお茶だけ沸かして飲んで帰る、というのにピタリときます。レギュラー車載、決定です。