ちょいと豪華なおうちランチを楽しもうと思い立ったんです。こういう時は冷凍やレトルトのカレーが役に立つんだよ。
カレーですよ。
豪華なおうちランチ、ということで冷凍の秘蔵品のごはんを出しましょう。それで、まずはそれに合うカレーを選びます。
カレーは名品を次々に生み出す信頼のブランド、36チャンパーズ・オブ・スパイスのものをチョイス。「Negombo33」の看板を掲げるこれとしました。
「Negombo33 ベイガンバルタ&ラッサム」
その製品名の通りベイガンバルタとラッサム、煮込み料理とスープが各1つづつ、2つのレトルトパウチが入るうれしいもの。これだけで気分が上がるってもんです。箱にはチャパティを焼くことが推奨されていました。
が、手持ちの冷凍「レモンライス」を合わせることにします。
「南インド料理ダクシン東日本橋店」
が自社、東日本橋の店のファクトリーででワンストップ製造をする高品質の冷凍レモンライスです。この組み合わせというだけで間違いのない幸せな着地が目に浮かびます。
両方ともいっぺんに湯煎にかけましょう。大変便利。あとはお皿を用意するだけで他にやることはなし。いいね、いいね、楽がいい。
せっかくなので玉ねぎを刻んで少し塩を振り、水を絞ってからギャバンの「OUTSIDE HERB SPICE」を振り、和えます。上出来の簡易玉ねぎアチャール完成です。
その横に葱と生姜チャトニも添えました。これ、実は中華調味料。ジャンツォンジャンなんであるよ。中華チャトニです。そう決めました。便利でインド料理にもよく合うんですよ。たしか神戸物産/業務スーパーのもの。
さて、この短い解説の間にもうランチが完成です。いっときましょう。
レモンライス
冷凍、、のはずなんですが、驚くほどパラパラで風味良いレモンライスが出現、驚いた。この香りと食感は驚異的です。カレーないし煮込み料理、炒め煮料理などに合わせてまったくバランスが良くてね、しかも単品で食べる時に塩を振る必要もないという好バランス。なんでこういうのできちゃうんだろう。インド料理の神秘だわ。
ナッツの香ばしさと食感がきちんとあることに舌を巻きます。すげえなあ。食感にほんのちょいとくずれやすく背骨が緩いと感じますけど、まったく範囲内。これはいいものだなあ。小さなパックなんですが300グラムあって、湯煎解凍してほぐしてやるとどんとボリュームが増えます。副菜とカレーを加えると2人前分はある感直な。満足度が高いです。
ラッサム
少しのとろみと弾ける酸味が印象的な酸っぱいスープ。目が覚めるね。トマトの酸味とチリ、ペッパーの辛さが毛穴を開いて汗を皮膚の上に導いてくれるのが、気分いいです。レモンライスとの相性が極めていいのは特筆。かけて、混ぜて美味しさが倍増する驚き、いいなあ、美味しい。
ベイガンバルタ
ナスがとろり、旨みどっしりの野菜シチューです。味が染みて食感もいいじゃがいもに大いに感心させられます。ラッサムもそうなんですが、ちょうど中サイズのカトリ(インドの食器。小さなステンレスの器)1杯分で便利で収まりがいいんです。が、このベイガンバルタは好みの穏やかな味で、足りなくて困っちゃう。いっぱい食べたい。これだけで別皿にもう1杯ほしい。美味しい、うれしい。
そんな感じで楽しいランチです。
なんというか、この味この内容。古い古いいにしえの、もうその語源も知らぬ人がほとんどであろうあの言葉を使いたくなるわけですよ。
「インド人もびっくり」
いや、本当に。足日本橋の本店は
追記
ダクシンの八重洲店が移転だそうですね。東日本橋の本店は通常通り。八重洲店は7月から大手町だそうです。