なぜなのか。なぜわたしとしたことがうどんを選んでしまったのか。魔がさしたというのはこのことか。
カレーですよ。
過去何回か書いています。申し訳ないのですが、うどんにまったく魅力を感じていないのです。もともと汁に浸かった麺はそれほど好まないんであるよ。白メシが好きなんであるよ。なのにカレーうどん専門店に入ってしまったんです。ところがこれがうまかったんであります、困ったもんであります。
静岡にいました。(わかりやすい静岡の写真↑)
1回分残った青春18きっぷを消費するためにやってきたのです。だから日帰り。
若干不案内な土地ではあります。とはいえ大昔しではあるんですが毎月静岡に仕事で訪れていた時期がありました。なので多少の土地勘はからだに残っています。静岡駅と新静岡駅は別物で離れている場所にあることくらいは誦じて(そらんじて)いるし、紺屋町あたりはよく歩いたものです。キルフェボンが静岡発、雑貨店発であることだってちゃんと知ってるよ(意外と知らない人多いのよ)。昔々のガールフレンドがいた町であるってのもあるからかな。ただ、アップデートしてないのでお店事情がわからない。
特に目的はないんですよ。いつも通りの行き当たりばったり。カレーとガンプラどうすっかな、というくらいかなあ。
自転車を抱えてきたのでそれに乗ってぶらぶらすることだけ決めていました。
静鉄の写真を散々撮ってち、なかなかに充実。バンダイの本社詣(時間が夕方だったのでショップには間に合わず)、のち自転車をたたんで静鉄に乗り新静岡駅に戻ります。いや、本当は自転車畳むほどの距離じゃないんだけどね、JRではない電車に乗りたかっただけです。
そうそう、これ導入してから写真、捗が行くようになったなあ。今回も装備していきました。電車撮れそうだったから(笑)
Shift Cam Japanさんからお預かりしているスマートフォン用のカメラグリップタイプのマウント、「Shift Cam Snap Grip」で、だけではダメなんだよね。アンバサダーを務めているトリニティさんからお預かりしているiPhone14に同社の「Turtle MagSafe対応ハイブリッドクリアケース」と組み合わせての装備。これ、最強です。ほぼ日常の標準装備になってます。「Shift Cam Snap Grip」、やっぱりホールド感があって安心。それにとどめを指すのがトリニティの「Turtle MagSafe対応ハイブリッドクリアケース」で、とにかく MagSafeのくっつき加減が実にしっかりしています。この組み合わせは最強なので検討するといいぞ、マジで。
さて、カレーだよ、どうすっか。
しかし、どうももう一つ振るわない月曜日。カレー店定休が多いのは全国的なことなのかしらね、月曜日。
それで月曜日だけどやってるお店に飛び込んわけです。
「CURRY UDON PyonKichi 静岡店」
実は店前のメニュー看板にモクバザスタイルのカレーライスもあったので入ったんですが、魔が差して気が付けば券売機でカレーうどんのボタンを押してました。いや、せっかく専門店であるからして王道、定番を頼まねば男が廃るというもの。
これでいいのです。いいのか?どうなんだ。
で、この
「チーズカレーうどん」
先に言っちゃうと、うまいのです。すごくいい。
まずね、チーズはカレーに於いて禁じ手だと認識しています。問答無用に旨くなるから。しかしチーズでカレー自体の個性や良さを潰してしまっていることも多いので普段は避けています。今回、うどんなので保険をかけてみたというわけ。が、うまいんだよ。ちゃんと融合があるんだよ。チーズ味に飲み込まれずに新しい価値をまとっています。うむ、恐れ入りました。
濃厚、クリーミーでしかし、濃厚であるにかかわらず重たくならないバランス。おやこれは、と思わされます。チーズも伸びて粘るんだけど味としては主張しすぎず旨くカレー出汁に馴染んでいい感じです。おやおやこれは。2度おやおやが口をつきます。それくらいうまいんだ。
途中でテープルのスパイスやフライドガーリックなどの調味料で変化を出してやるのも面白いんですよ。かなりいい。特にフライドガーリックとビネガーは大きく変化が出て面白いです。ビネガーがいいんだな。甘めクリーミーなカレー出汁に酸味を加えるのはとても良いね。変化球というよりもこれが完成形か、という馴染みぶり。
そうこうしているうちにうどんがなくなるので満を持しての白メシ投入。うむむむ、やっぱりいい。
うどんも良かったし、リゾット的になる白メシ投入も必須と感じます。いいじゃん、いいじゃん。
カレーうどん、侮りがたし。他もたべてみたくなったよ。
手放しで美味しい、いい。納得です。
さて帰りの電車も普通列車、各駅の旅です。意外とまだやれるよ、意外と楽しい。
腰は、、痛い。