前にも食べたことがあったのですが「伝説のすた丼屋」のカレーは悪くないと思っています。それほど特徴があるものではないけれど、正しくカレーライスであり、王道であると感じます。
カレーですよ。
あのメニューのラインナップの中にあって「すた丼」の地位を脅かすことなくメニュー幅の拡大に寄与しているのがカレーである、というのが「伝説のすた丼屋」におけるカレーの地位。それがわたしの持論です。
亀戸にあるんだよね。最寄りのJR駅にこういうどかどか食べられるお店があるとそれだけで心の安定につながります。
まあ、でも、最近はドカ食いなんかできねいけどねー。
「伝説のすた丼屋」
久しぶりだな。
「すたみなカレー」は大変愚直な構成で、カレーライスの上にすた丼のアタマ(肉)を乗せたシンプルなものです。こういう構成のカレーはだいたいトッピングの肉とカレーを合わせて肉カレーとして食べてね、というサジェストであることが多いです。
「すたみなカレー」
を券売機にて注文。
それで、食べるとわかるんですけど、カレーとの相性が正直悪い(いい意味で/笑)。そう思いました。それというのもね、すた丼、ご存知の通り食べ物としての主張が非常に強く、しかも記憶に強く残る味なので他のものと合体させようという気が起こらないんですよ。あくまで単体でうまいと感じます。なのでいじるのが勿体無い。
まあしかしせっかくだからと合わせてみるとやっぱりどうもピンとこない。カレーも悪くないので、だったら別で食べるか、となるわけです。
ああ、そうか、思い出した。あれだ、カツカレーと同じだ。
モノにもよるんですが、カツカレーはカツとカレー、わたしは別にしてほしいといつでも思っています。つまり、同じ皿の上に乗ってやってきても、カツにカレーをじゃぶじゃぶかけて欲しくないということ。
あれ、なんかニガテ。なんでかというと。
カツもカレーもどちらも好物です。どちらも強い味、強い個性の食べ物。それほど多くないと思っている成功事例を除くと、強いものと強いもの、好きなものと好きなものを合わせると、威力は3倍5倍とはならずに2倍を下回る破壊力になることが多い気がしています。
なるほど、わたしが感じるカツカレーと同じだなこりゃあ。
なので、別食べをしました。いい、悪くないな。なんならカレーはいらない。
あれ?なんだ、結局わたしは「すた丼」が好きなのか。そうかそうか。次は素直にすた丼で。