岩本町のスタジオ「デジタルキッチン」でラジオ収録の日。ゲスト回です。やっぱり誰かとおしゃべりするのは気持ちがあがるよねえ。
ゲスト、きてくださるの、うれしい。
カレーですよ。
その前にカレー摂取せねばいけません。
実はラジオの収録、ただ喋っているだけというなかれ。お腹、けっこうすくんであるよ。どうやら脳みそもカラダもそれなりに使っているようです。すり減るんですよ、ちゃんと。なのできちんと腹ごしらえをしないといかんのであるよ。もちろんカレーですよ。
スタジオの至近のカレーとくれば、インドレストランの「アールティ」なんですが、タイカレーが良いならもっと近く、スタジオの本当に真裏に良いレストランができました。もう3回ほど行っています。
「バンコックポニー食堂岩本町店」
かわいらしいタイ料理のお店です。
インテリアが実にこう、タイポップな感じでセンスがいいんだよな。壁の黄色と大きなバナーのタイ語の表記もいい塩梅だし、レジカウンターに使っている昔風のポップなタンスがまたいいんであるよ。センスいいよなあ。
メニューは麺類とごはん類に分けてあり、麺類が充実しているのがタイ料理店らしさ。女性に人気がでるのもわかります。
注文は日替わりにあった、
「チューチークン」
にしました。海老のソース炒めです。ごはんに目玉焼き、メインとサイドとサラダ、タピオカミルクという構成。さて。
驚くべきはサイドディッシュにパッカパオ、いわゆる挽肉のガパオ炒めです。この「パッカパオ」がなかなかどうしてよくできてて美味しいの。メインディッシュを喰ってくる出来の良さです。タイカレーの頭で頼んでガパオ出てくるとなんか得した気分です。
ほんのり甘くてしょっぱいごはんの進むお味でたまらんなあ。分量もサイドといいましたがメインに匹敵のボリュームがあります。
あれれ、ごはんたりなくなるぞ。
「チューチークン」はソース(チューチー)の部分が多めにできていて炒め料理だけどとろみ抑えめと合わせてゲーン(スープ/カレー)に近い印象がありました。甘くてしょっぱくて、なんだかかわいい味とでも言おうかしら、どうにも好きなお味。うん、これ、好き。
バイマックルー(カフィアライムリーフ/コブミカンの葉)の細切りがいい香り。エビもしっかりとたくさん入っているし満足、おいしい、いいじゃない。
店員さん達は女の人が多くて和気あいあいとやってる雰囲気になごみます。愛想も良くて楽しい気分。いいねえ、いい空気。
いいお店が近くにあると助かるよなあ。
さて、ラジオ収録だよ。