ちょっとなんだか可愛らしいお店だったなあ。気恥ずかしいとまではいっておらず、寸止めの感じがまたよかったのです。おじさんでもセーフ、、かも。
カレーですよ。
中年男性のひとりカレー食べ歩き。お店によっては入るの憚られることもままあるわけです。いやそれはウソ(笑)。わたしの場合はどんな時でもどんな店でも1ミリもはばかることなく。可愛らしいお店、怪しいお店、言葉が通じなそうなお店、やってるかどうかさえわからないお店。どんなお店の敷居もまたいで行きます。「またぐなよ」と言われてもまたいで入っていくんであるよ。戦争であるよ。ちがうけど。
京王八幡山あたりにいました。例によってクルマです。小さな狭い駅前の店、駐車場は期待できないかな、と思ったんですが、どっこい駅前にかなり広いコインパーキングを発見。しかも駅前超至近なのにお安い。これ幸とクルマを止めて尋ねたお店は、
「ライスアンドカリー」
と言いました。
なんとも幸せな店の名前だよねえ。よしよし、など思いながらお店にたどりつくと、これがなかなかに洒落たお店で可愛らしい。しかも女性2人で回していらっしゃる。なかなかにハードルが高いぞこれは。しかし、1人でビールを飲みつつカレーを食べる男性を発見。同志がいれば心強い、というわけで。
早速入って注文です。
メニューがテーブルの上にあり、その上にQRコードが載ったP.O.Pが置いてありました。なるほどどうやらそのQRコードを読み込んでウェブから注文をするシステム。今っぽいやり方で良いと思います。
が、しかし。
どうも通信環境が良くないのか、なかなかウェブメニューにたどりつかない。画像が出てこないのだ。あとから来た客に注文を追い越されてしまった。これはもう店の責任ではまったくなく、わたしが契約しているキャリアの問題。どうも最近楽天はつながらないことも多くとても遅いのです。安いキャリア選ぶから、とかごもっともだけどちょいとひどい。そんなでちょっとキャリアのレスポンスダウンにガッカリしながらの注文、
「2種がけプレート」
をお願いしました。
カレーが選べるので本日のカリーと辛口カリーを選んだけど。辛口、大丈夫かな。
テーブルにはこういうのもありましたよ。
ムングダールと野菜たちのカリー
じわりとくる味で美味い。粘度高めのムングダールです。強い味にしていないのでおかず類や他のカレーとのコンビネーションも違和感なし。スタンダードな味で安心感大きい、良いものでした。この日は辛いカレーの牽制役としても役に立ってくれました。いい組み合わせにしたな、よかった。
イカとトマトの辛口カリー
これがなかなかにけっこうな辛口で。トマトのベースにハバネロの鋭い辛味。コリアンダーがその中でスピード感ある青々しい香りで主張してきます。大変辛いのですが、フレッシュのハバネロを使っているからか、意地悪な辛さではなく舌からの引きも早いのでいい感じ。だから知らぬ間にスプーンが進んで食べられてしまうんです。気分のいい汗をかかされました。
どちらも上出来のカレーだったなあ。
12時前に入って助かったよ。帰る頃には続々とお客さんが入ってきていました。
そうそう、食前にサーブされた小さなコップの野菜ジュースが目が覚めるような美味しさだった。あれを別でフルサイズ、飲みたかったです。
ドリンクメニューにあったかどうか、確かめにいかねばいけないな。
よいおみせでした。