カレーですよ5183(神田神保町 ボーイズカレー)運命のようにここに来る流れ。

少しあいだが空いてしまうと店に行くのが照れ臭い。そういうのがあります。しかし矢野店主の顔が見たい。お元気なのかたしかめたい。

 

 

カレーですよ。

 

 

その日はすごい日でね、去年の年末だったんですが。

「あの神保町」で、「カレータウン神田神保町」で、4軒もフられたのですよ。とんでもないことだよ。普通じゃありえない。足を運んだ各お店。どこも年内営業を終えていたり、臨休などが重なりました。

それもこれもわたしの不得と致すところ。ちっとも自分から情報を取りにいかずにいた結果であるよ、これは。

ちょっと反省せねばいかんな。

反省はそんなにしないんである。きっとまたやる。いいの、それで。そういう人生だから(楽しいから)。

そうやってカレーの神様は「あなたの原点に戻りなさい」と気づきを与えてくださるわけです。ありがたく従うのみであるよ。そうやってたどり着いたのは、

 

「ボーイズカレー」

 

です。導かれるように神保町にやってきて、導かれるように馴染みの店に辿り着きました。道中はとにかくガッタガタだったけど辿り着くところに辿り着いたんです。最初から「ボーイズカレー」にこなきゃいけない運命だったんだと思う。そういうの、あるよね。

そしてボーイズカレーに来たからには、

 

「カレー付きハンバーグ」

 

となる。そう決まっている。そういうことです、わたしの場合。

久しぶりに食べる「カレー付きハンバーグ 大辛」 。

ちょっと食べ始めて、おやっと思うのです。あれれ、味が変わってないか?あ、いや、違った。食べ方の作法でありました。

わたしの来店頻度減少からくるお作法忘れだわ。

混ぜて食べる、単独で食べる、ソースをキャベツで吸い上げて食べる、そういうお作法を一つ一つ思い出して、そうだった、そういうことだった。と思い出すのです。そうやって自分だけのお楽しみをやっつけていくと記憶の中の味とぴたり、合ってくるのです。

そうだったよね。これだよこれ。