なかなかに忘れ難いカレーとなった、千葉駅エリアのスリランカレストラン。なにが忘れ難いかといえばわたしが駐車場失念で遭難した話し。別で記事にしてある。読んでください。昨日の記事です。
カレーですよ。
全くもって大変な夜だったんであるよ。いや、大変なのはここの食事を終えてから一気に、だったんだけどね。自車駐車場喪失〜遭難〜リカバーまで寒空の2時間〜クルマ故障〜故障車一人で押しての格闘〜極寒の居場所なし〜極寒極限の漫画喫茶探しの行軍〜2時間だけ休めた〜早朝のバス〜実家、みたいな。
それはこの店の後のことだから置いておいておくとして、なかなかに実力あるレストランだったんです。スリランカ料理のレストラン、
「シーギリ」
といいう名前です。
これがね、なかなかにわかりにくい場所にある。かなりわかりにくい。店頭に看板は出てるんだけど、その店頭ってのがクセモノなんです。
なんというのかな、雑居ビルの1階なのですが、入り口には数店の看板がひしめき合っていて何の店だかわからない。廊下部分、通路にカウンターが設けてあってそこは独立した店になっていておねえさんがにっこりしてくるわけです。バーだな、きっと。3〜4店が混在している感じでその一番奥の窓のない扉の中がスリランカレストラン「シーギリ」 なんですよ。
いや、知らなかったら通り過ぎちゃうし、知ってて来てもどこだよ店はってなる。確かに看板が出てるけど電気で照らされてなくてよくわかんない。なかなか、なかなかです。
なぜだか最近、ぼちぼちとスリランカレストランのメニューに現れるようになった、
「ランプライス」
ここのメニューにあったので頼むことにしました。
気さくな感じの店主のスリランカンが「千葉でやっているところは少ないよ」って言っていました。
うん、そうかもね。都内だってどこでもあるってもんじゃないですから。
葉っぱを開いてくのが楽しいよね。
ランプライス、なかなかに良いものでした。色合いの面白さは地味目で少々薄いんですが、ポークの煮込みがなかなかの存在感でおいしい。フライドエッグ、キャベツの炒め煮やココナッツクラッシュの和物、タマネギなどもいい。甘い要素は抑えめで良いバランスです。
グレイヴィがついていたんですが、これが出色の出来なのです。ココナッツミルクで酸っぱまろやかな中に香ばしさを封じ込めたものでが実にうまい。ああ、これこれ、九州ランカで出てくるあの感じをもっと美味しく深くした感じとでも言いましょうか。これはたくさん食べたくなるねえ。
食べ終わってメニューを見直していると、これと同じ色のライス&カレーがあったのであれも食べてみたくなったよ。
帰り際、レジで店主とよもやま話。
例の大統領は私腹を肥やすというよりもタックスをうまくコントロールできなかったのが残念だったという見解が面白かったなあ。勉強になります。
もっと話を聞きたくなりました。