お誘いがあって国内最大手のメーカー担当と新川デリーに食事に行ったんです。改めて新川デリーという店の良さを知ったなあ。
カレーですよ。
平日のランチタイム、11時半時点でもうすでに店内は満席です。ほら、あたしはフリーランスで一人で仕事やってるのでランチのコアタイムにレストランに行くことが少ないんですよ。なので混雑するお店で大変な思いとかはあんまりしていないです。
とはいえ仕事でもありますからそのコアタイムにわざわざ行って色々と見るところを見るなんてこともやってますけどね。
「新川デリー」
11時半、店前ではすでに行列ができ始めていましたが、ほどなく順番が回ってきます。そう、店の回転がいいんですよ。その回転スピード、もしかするとラーメンよりも早いのではないかなど思ってしまうくらい。それくらい早いんです。それは知っていました。
とにかくお客たちがモノも言わずにカレーを食べるんだよね。けっしてシーンとなっているわけではなく活気があるんですが、どうもお客たちに無駄がない感があるんです。
これは思うに旧店舗からの良き伝統なんじゃないかな。前のお店のあのカウンターで、せかされるわけではないんだけど、無駄口叩かず黙々と。そういうよく伝統が引き継がれていると感じました。あの感じ、わたしもとても好きです。
もちろんわたしたちも二言三言ぽつぽつかわしながらも、それでも目の前の皿の上のカレーを一心に掻き込んででいきます。それが気分がいいんだよ。その掻き込む行為にも快楽や満足がある気がしてならないのです。旨いもんをどんどん口の中に放り込むあの快感。ああ、たまらんなあ。いい店だなあ。
新川デリーにはいい空気が流れているとおもいます。
「コルマ」
はいつも以上においしかったなあ。
流れでメーカーの開発部にもお誘いをいただいてね、すこしだけおじゃましてきました。テストキッチンでたまたまやってらっしゃった開発中の新製品を試食、コメントを差し上げたり。
どうかお役に立ちますよう。