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レトルトカレーは油断してはいけないのです。なんのことかというとね。
カレーですよ。
レトルトカレーは安心なんです。で、その安心に乗っかるのはダメなの。なんの話しかというと、賞味期限の話し。ストックできるという安心感に乗っかって知らぬ間に賞味期限を過ぎているなど、よくあるでしょ、あなたもあるでしょ。
そんなことを気をつけつつ、今日のランチはレトルトカレーです。わたしが推している宮崎都城の「ばあちゃん本舗」謹製、
「宮崎県産 黒毛和牛カレー」
にします
カレーはパッケージの色よりも明るいオレンジのビーフカレーが封を切ると飛び出してきます。酸味と甘味がファーストアタックでやってきて。それとほぼ同時、重なり合うように黒毛和牛の濃いめのビーフエキス的ぶっとい旨みがおしよせてきます。おお、おお、いいねえ。
辛さはほどほど、濃いめの味でごはん泥棒最たるものだなこりゃ。牛肉はパッケージのイメージより少なめで、それはまあご愛嬌です。受け取り手の度量次第で「んなわけねえよな」くらいのスタンスでいると幸せな人生になるぞ。スパイス使いはウスターソース感を思わせるもので、正しいわけです。ウスターシャーソースってその配合、カレーのスパイスとほとんど同じだからね。配合バランスが違うだけ。そんなわけでクセになる味でした。
ふと思い立ってじゃがいもを茹でたんです。これ、茹で野菜のソースにするととても相性がいいんじゃないかなって。合わせてみたらじゃがいもがすごく引き立つんですよ。カリフラワーなんかもいいんではないかしら。ああこれ、野菜ディップとしても優秀だわ。
ただごはんにかけるのもいいんですが、せっかく自分のキッチンで手え動かして温めて食べるのだから、そういうお試しも積極的にやってみると幸せになれるよ。
