カレーですよ5285(前橋 麦と米)古民家とタイカレー。

 

なんだか不思議なお店だったな。悪い意味ではないんだけど手応えがなかったんです。掴もうとすると指の間からこぼれていく感じ。

 

 

カレーですよ。

 

 

ちょっと面白そうなお店だったんです。クルマでの通りがかり、これは古民家改築かな。なかなか風情があっていい感じ。バナーや幟はいささかモダンではありますがこちらも工夫があって悪くないねえ。そんな建物に似つかわしくないカレーの大きな写真を入り口脇に見つけてしまったぞ。

この外観でカレーの大きな写真を入り口脇に据えるのはちょっと面白いねえ。これは入ってみねば。

 

「麦と米」

 

という今風の屋号でした。

ランチタイム終わりが15時半で14時半ばの到着。どうやらピークタイムは行列ができていそうな感じのお店です。店員さんに声をかけたらおや?という顔をされました。入り口で座って待っててくれといわれました。そうか。そういうルールなのね。

もうランチもおしまいの時間ですがまだ配膳やら忙しそう。ホールは一人なのかな。

お茶などはのおかわりはセルフのようで廊下にドリンクコーナーが設けてありました。

 

 

案内された席は厨房と壁一つ隔てたカウンターで若干の圧迫感あるものの(壁だからね)落ち着ける感じで悪くないですね。カウンター幅もあって不自由なく、いいのではないかな。注文をしましが店員さんがもどってきたぞ。厨房に通したけどどうやら売り切れの様子。そりゃ残念。

本意ではないメニューになってしまったけどこれはいたしかたなし。終わり近くだからね。

 

「グリーンカレー&黒毛和牛の牛すじ熟成カレー」

 

となりました。

カレーはどちらも悪くはないです。悪くはないんだけど、決め手にかける感があるんだよなあ。

なんというのかしら、このレストランのメニュー構成でいくとこういうバランスの取り方で正しいと思います。エッヂを作っていない感じ。専門店ではないのであまり尖らせてはいけないんです。それ正しい。他の料理、メニューは和食や全国のご当地メシを集めた感じの構成を鑑みるとこういう着地となったのだと感じます。

カレーマニア同士で行くんじゃなくて(笑)、カレーにあんまり興味のないお友達とごはん、なんてときにお店の雰囲気を楽しみつつ、なんていうスタンスがいいかもしれないです。