カレーですよ5287(赤坂 マドラスカレー)あまうまの幸せ大阪カレー。

赤坂にいるのです。珍しいことです。お仕事なんであるよ。で、アポイントの1時間前に到着してカレーといたすことに決めたんです。久しく来なかった赤坂だから。

 

 

カレーですよ。

 

 

赤坂でカレー。どうしよっかな。

胡粋か、奥芝か。見附ならやはりエリックサウスか。あのヘルムートニュートン的グラマラスインテリアだよねえ、と勝手に思っているステキインテリアのなか食べるインド料理は魅力的だよな。あとはヤラダモンあたりかしら。

しかし。

とはいえアポイントの時間の関係で時間の制約もあればスピード感も必要なきょう。標準的飲食店オープンのまえ、11時にはカレーにありついていたいんですよ。ありがたいことにそんな時間からやっている、

 

「マドラスカレー」

 

うむ、たすかるなあ。うれしき思い出多い大阪カレーのカレースタンドです。出張多発の時代、アメ村の横のお店にはずいぶんお世話になったよなあ。

 

まずは入り口の券売機で食券購入。お腹の調子とお弁当出るやもの予想もあって小盛りにしてみました。

東京では大阪カレーがあまり食べられないけれどインデアンとマドラスが頑張ってくれていてありがたい。日乃屋カレーもルーツの一部は大阪にあるんです。どのお店もいろいろありがたいな。

大阪カレー、いいなやっぱり。甘くて甘くてちょっと奥の方にピリリがあって、でも甘くて。マドラスで食べてからインデアンで食べると甘いよなあと思っていたインデアンが意外と甘さに振ってない感じがしたりするのがおもしろいんです。

マドラスのカレーはとても甘くて奥の方に少しの辛さがあって、おとなこども、いや、こどもおとな的幸せを味わえるひと皿。カレースタンド然としたこのお店に小さな子供を連れて入る人も居ないでしょう。そういう大人の城で密かにこんなにも甘いカレーを食べるなどという背徳感はたまらぬものがあるな、たまらんな。

挽肉と言っちゃうと申し訳ない大きめのお肉のビッツが入っているんですが、これがなかなかに美味しくてね。いいねえ、ビックリするねえ。やっぱり大好きなマドラスカレーはいい、いいぞ、すきだぞ。

 

むかしむかし、毎月の大阪出張で覚えたあの味。赤坂で食べられるのは夢のようです。

北村一輝さん、ありがとう、ありがとう。