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かつやでなんかすごいやつを出していると聞いたんですよ。「フル盛りプレート」という名前らしいのです。なんだそりゃ。
カレーですよ。
なんでもハンバーグカツ（頑なにメンチって認めないな！/笑）、ベーコンエッグ、海老フライ、から揚げ、カレーをひとつの皿にぶちまけたバカメニュー（褒めてる）。いわゆる男メシだねこれ。
かつや用語で言うと「全力飯」のラインナップになるみたい。
「かつや」
やるなあ。
うむ、そしてそのアイテムの中にカレーも入っているではないですか。ちょっとたしかめたいこともあったので食べてみようと思っていたんですよ。
タイミングはすぐやってきました。例によってクルマでさまよい、その最中、ランチ難民となりました。いつもどおりだなあ。何軒かアテにしていたお店に振られたということです。武蔵村山の「かつや」に滑り込んだよ。
そして迷わず、
「フル盛りプレート」
を注文。
確かめたかったのは「フル盛りプレートはカレーなのかどうなのか」ということ。いやだってさ、構成要素に「カレー」がはいっていればそれはもうカレーのはず。しかしカレーを名乗っていないんだよね。どういうことだろうと思ったのであるよ。
出てきた出てきた。すごいすごい。すごいけどけっしてデカ盛りというやつではない気がします。
一見するとこれはボリューム揚げ物カレー的なビジュアル。カレーソースの量を見るとカレー認定しても良さそうな量がヒタヒタとさらに満ちています。なんだ、カレーじゃん。
まずはなによりも先にごはんの量、境界線を確認することにします。それはつまりキャベツに隠れてごはんがどれくらい皿の端まで入っているかがわからないから。それができたら食べすすめ計画が立てられるわけです。兵站なくして勝利なし。でしょ。そこから先は歴戦の勇士であろう貴兄の思うがままであります。自分のペース配分が作れるはずです。
食べるとわかるのですが、カレーライスではなかったねえ、これ。
バランスとしてカレーは構成要素の一つでとどまっていてね、カレーを食べたというよりもカレー「も」食べた感がありました。こういう体験珍しいな。
そしてここはかつやであるわけで。ごはんが多すぎることは一切ないです。逆です。心配すべきはごはん不足。そこを頭に叩き込んで各自戦って欲しいわけです。万が一配分間違えでごはんがあまることになっても（絶知ない）テーブルには割干し大根漬けという強い味方が控えているので。
