【ガジェット・カメラ】ポラロイド「BW 600 Film – Monochrome Frames」発表会、参加。

お声がかかりました。最近ポラロイドづいているわたくしです。

現行機は残念ながらもっていないのですが(ちょっと考え中)、古いSX-70Sonarを何とか使いこなせないかと苦闘中。

それで今回のお誘いがちょいと面白かった。まず開催の場所がすごい。カメラマニアの憧れの地。外国からもここを目指してやってくるインバウンドツーリストが多いという「北村写真機店」です。しかも上階になる普段は入れないサロン。驚いたな。ここでポラロイドってのが時代を感じます。

それでこの日は新しいフィルムの発表という括り。

新フィルムの発表ならプレスリリース流してちゃっちゃとやっとけば、、、とかじゃないんですよ。だってさ、発表になった新作限定ポラロイドフィルム、

 

「B&W 600 Film – Monochrome Frames」

 

なんですが。

 

例の白い枠、通称ポラロイドフレーム。あれが黒とかグレーのやつが出るんです。フィルム自体はモノクローム写真。モノクロのコントラスト高く出るフィルムで枠がダークトーン。これがかっこいいんだよねえ。「Polaroid I-2 インスタントカメラ」と組み合わせてポートレートを撮るとえらくエモーショナルないい写真、撮れるのです。いやホントにかっこいいの。

 

 

それで、もう一つ目玉がありまして。リリースに、

 

「Polaroid と Magnum が次世代の写 真ストーリーテラーを発掘するための「Open Call」」

 

ってありました。

2度見したぞ。だって「マグナム・フォト」ってネームがあるじゃないですか!マグナム・フォトとコラボレーションかよ。すげえなあ。

マグナムは1947年、ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアら20世紀を代表する著名な写真家によりに結成。世界一有名な写真家集団です。むかしわたしがいたペーパーウェアの商社がマグナムから許諾を得てポストカードを作ったりしていました。ちょっとなつかしいな。

 

それで、ポラロイドとマグナム・フォトが共同で「Open Call」という次世代の写真ストーリーテラーを発掘するためのアクションを行うという発表。雑に言ってしまうと写真コンテストなわけですが、ちょっとやっぱり単純なコンテストとは違うなと感じます。リリースの言葉から、

「Open Call では、世界中の写真家から「白黒」で撮影された写真と、「共感」をテーマにしたストーリーを 募集します。」

というもので、感じるものがあります。

実はモノクロームで撮りたい写真があって、期限が決まっているから今回の公募は無理なのですが(撮影に1年かかる)、刺激をもらえました。わたしが毎月取材するコックさんをモノクロ、ポラロイドフィルムで撮っていきたい。やってみたいなあ。

わたしのSX70ではちょっと力不足かな。I2、考えちゃうなあ。