カレーですよ5387(高島平 板橋区立熱帯環境植物館)古川音さんのギャラリートークとナシレマッ。

今回もすごく楽しかったのです。勉強ができました。高島平に行ってきました。

 

 

カレーですよ。

 

 

前回は仲の良い友だちに誘ってもらっていったんですよね。前回の記事も楽しみまくった感じが出てます。

カレーですよ5327(高島平 板橋区立熱帯環境植物館)古川音さん「マレーシアのごはんト…

て今回9/10〜9/29までのマレーシア・ペナン植物園友好提携30周年記念事業として執り行われている「マレーシア・ペナンフェン」と9月23日の熱帯環境植物館開館30周年記念日をちょうど三連休に当てた開催の「ねったいかんフェスティバル」が重なっていたようです。

大変な賑わいがあった、

 

「板橋区立熱帯環境植物館」

 

わたしのお目当ては「マレーシアごはん展ギャラリートクーショー」。ご存知マレーシア食文化ライターの古川音さんによるギャラリートークです。3日間でお題が3つあってね。「熱帯マレーシアの屋台事情」「熱帯マレーシアの家庭料理(民族別)」「熱帯マレーシアのスパイス・ハーブ」どれも魅力的で選ぶのがむずかしいわけですが、ここはやっぱり気になる「熱帯マレーシアの屋台事情」、ということでと曜日に来場ということとなりました。

館内のカフェで食事をしようと思ったんだよ。マレーシア風チキンカレーというのがあったので。行列に並んだんですが、20分待ってたら1330までで食事がおしまい、といわれてれてしまったのです。このために急いできたんだけどな。並んだタイミングで言ってくれれば撤退したのにねえ。

なので、こちらはもうおいしいのがわかっているキッチンカー、

 

「マレーアジアンクイジーン」号

 

にて「ナシレマッ」にしました。

いやもうこれとびきりに美味しいんだな。やっぱりすごくいい。

おにぎりサイズなんですがよい感じにお腹も舌も満たされます。

丁寧な感じでつくられていて、きれいに葉っぱに包まれているのがね、それがなんだか気分をアゲてくれるんです。

サンバルソースもうでたまごも干し魚もみんな美味しい、たまらない。はやいとこ渋谷のお店にも行かねばいけないなあ。246沿いなんだって。結局帰りしなにもう一度立ち寄って幸い残っていたナシゴレンとナシレマッを夕食用に買って帰ったよ。

さて、ギャラリートーク。

今回もとても楽しかった、勉強になった、大満足。音さんがひと月かけて歩いたマレーシアの各主要地の食の文化と特徴を聞かせてくださったのです。前置きで「屋台といってますが、マーケットや食堂の食事情含めてまとめました」とおっしゃっていました。要するにローカルフードということ。レストランとかホテルとかじゃない、地域の食、わたしの大好物のジャンルです。

メモをとったよ。

 

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・ペナン

ペナンはカレー天国 ペナンは大盛り 華人とインド人の街

・トレンガヌ

トレンガヌはごはん みんなごはんたべすぎ

ごはんにこだわり強し海のもの多い

ムスリム90%  なので朝型の街 天ぷらと揚げ物天国

・クアラルンプール

首都 だからどこの地域のなんでも食べられる 地方料理を選べる場所

料理をずらりと並べて指差しで選べる便利さ

・マラッカ

スパイスとハーブのメッカ 貿易の要衝なので色々な国の人がいる

マラッカのパイナップルカレー食べたいぞ

可愛い色使いの料理が多い お菓子がおいしい ラクサが名物

・サバ

シンプル、ワイルドな料理が多い 漬物など 干物などを炊いた料理

きゅうりの冷汁的な料理は食べてみたい 食虫もある(一部の人)

レストラン料理と家庭料理という線引きがあったが最近では他の地域から来た人などのリクエストで家庭料理などもレストランで注文できるようになるなど食文化に変化がある。

(これはわたしも各国でそういう傾向があると思っている。むかしは家庭料理とか田舎料理の店がある日本は変わった国というふうに周りの国に思われていた。家庭料理は家で食え、外食なんだから外食らしいものを食べるといいう考え方)

値段は時価。当たり前だが天候や季節で仕入れ値が変わるから。とても自然なこと。逆にいつでも同じ値段のわが国はちょっと歪に思っている(これはわたしの私見)

調理場を見せるスタイル。見たい人も多い様子。みて、みられて、みんなが楽しいという雰囲気。

全体で見ると朝型文化。朝の食文化

主張が強い。個性を大事にする。だからサンバルソースなどそれぞれ個性を前に出してゆく

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かいつまんだけどメモは結構な量になってました。とてもたくさんの学びがあったなあ。

その中で音さんからヒントをもらったんですよ。「外国の料理を体験して日本の料理の味に喩える表現活動」なんてテーマで動くのいいんじゃないかなあ、と。やってみたいと思いました。

 

食べ物ってのは食べなくちゃばわからないし伝わらないでしょ。特に相手が未体験の料理は伝えるのが難しいです。外国料理など強くそういう傾向があると思う。それを「日本の料理に例えたらね、、、」なんて言い方をするとハードルが下がっていくんじゃないかしら。これを意識してものを書こうと思ったんです。

 

価値のある時間を音さんからいただきました。大変にありがたいです。