セブンプレミアムのレトルトタイカレーが美味しかったんですよ。いやかなりのもの。
カレーですよ。
レトルトカレーを手に取るとね、スーパーの売り場だろうが家に届いたものだろうが、その場でクセのようにパッケージを裏返して箱裏を反射的に読むんです。だいたい見るのは原材料の3番目くらいまでと製造者。これ、製造はヤマモリなんですよ。おおお!
ヤマモリの松坂・本社工場が作っているんです。ああもうこれ納得以外の言葉が出ないな。自社製品の味にうるさいセブンアンドアイホールディングスの開発現場。ヨーカドーのPBなどでノウハウを積んできた実力あるチームがヤマモリを選んだという事実。すべてはそこに集約されると言えるでしょう。
「セブンプレミアム グリーンカレー」
にはタイカレーらしさの本質がありました。タイのゲーンらしさがよく出ているんだよ。
ココナッツミルクのまろやかな舌触りとグリーンチリなどからのスピード感を感じる爽やかな辛さ。ハーブ香強くココナッツミルクの個性と上手に融合、香りもかなりいいんです。ヤマモリではなく「セブンプレミアム」製品としてのオリジナリティも感じさせるところもちゃんとありました。砂糖で調整した甘味も本国的な雰囲気を上手に引き出しています。これこれ、こういうのがいいな。
具材、鶏肉がかなりいいねこれ。きちんとチキンの味うまみがあります。チキン以外はナスなんですがちょいと頼りない食感で、しかしこういうものだと納得いきます。カレーソーがよく染み込んでいるのが好感。たいした完成度だよ。
例によって例の器を引っ張り出して楽しくおうちでひとりランチ。気分が上がるなあ。