錦糸町に行くとやっぱりいっちゃうあの食べ放題。うむ、うむむ、避けられない。仕方ない。
カレーですよ。
食べ放題だから価値があるんじゃなくて、すんごいレベルの南インド料理を自分で自由に量や組み合わせを調整して食べられるから、尊い。そういうことです。そういうのがあるのが錦糸町の南インドおとぎの国のレストラン、
「ヴェヌス サウスインディアンダイニング」
なのであります。
実はこの日、この夜行われるパーティーのプレゼントを買いに錦糸町にやってきたんであるよ。プレゼントのテーマを「お家でタイざんまい」と勝手に決めたのです。それでタイの食器と食材を買いに「タイランドショップ」にて買い物。TBSの「熱狂マニアさん!」に出た時も「タイランドショップ」でお皿買ったんだよな。
なにわ男子のお二人、西畑さんと大橋さんがタイの食器で食べるヤマモリのグリーンカレーを面白がってくれてよかったのよね。
プレゼントはこういう詰め合わせを作りました。スペシャルだなあ。
そう、そして「タイランドショップ」はタイ料理が食べられる、おいしそうなタイ料理が店中ぷんぷんな「タイランドショップ」なわけで。さんざん買い物をしたにも拘らず「ヴェヌス サウスインディアンダイニング」に移動してインド料理を食べたわけであるよ。この吸引力たるや。
それともわたしがどうかしているのか。
まあ、食べ放題じゃなかたらハシゴしてたけどね(安定)。
「ヴェヌス サウスインディアンダイニング」ヴェヌゴパールシェフの力量が昼間のブッフェランチから大爆発しているのです。食べすぎていつでもお腹も大爆発。本日はこの4種がラインナップ。いつ行っても良い意味の定番なきランチラインナップが素晴らしい。
・チェティナードチキン
シナモン、グローブ系の甘い香りでオリエンタルな魅力。カトリのサイズなぞ関係なし容赦なしのデカチキンが入ります。クセになるざらり食感舌触り。個性的で大変旨いなあ。
・大根クートゥ
穏やかで滋味深い、しかしスパイスが遊んでないマスタードシードの香ばしさ香る心地よさ。ココナツミルクがまろやか。味の染みた大根がおいしいのは世界共通であるねえ。
・煮干しポテトコザンブ
ジャガイモのまろみとゴアスタイルもかくやの酸っぱさ、煮干しの旨み。これが混沌と混じり合う面白さったらなかなか比べるものがありません。酸っぱさで汗をかく猛烈な酸味ブーストで、これまた気持ち良い。他の料理と混ぜて自分の好みを作るとさらに良い。良いなあ。
・グリンピースマッシュルームマサラ
辛さはそこそこ強いのになぜか優しい旨みで食べさせらちゃう逸品。マッシュルームの風味が個性的です。ヴェヌゴパールシェフのグリンピース使いは好みなんですよ。ランチのメニューでわりと頻繁にグリンピースを入れてきてくれて嬉しいのです。
煮干しやポテトと日本語、英語が混ざる表記が趣深いね。コックさんたちは日本で仕入れと調理を行うわけで当然ながら日本のマーケットでの食材の呼び名を思えているわけです。それをメニューに表記するんです。お客さんんがわかりやすくなるわけで、こりゃいいではないか、ということ。きっとそう。それは、親切ということ。こういうのが好きだな。いいよね。
若いカップルがひと組、ラストオーダー間際にやってきて席に座りました。おかげでゆりゆると食事が楽しめたよ。最後のお客にならないで済んだから。男の子も女の子も立ち上がって真っ先にナーンを取って席に戻っています。いいの、それでいい。伝統も大事ですが、この世界はミクスチャーで出来上がっているのだからね。
これでいいのです。