連続エチオピアであるよ。なんだろうなあ、これは。弱っているのかもしれないなあ、あたし。
カレーですよ。
わりと激務が続きました。人から見ると大したことやってないように見えるんですが(ほんとにそうかもしれないけどさ)、なんかすり減るんだよね。脳みそフル回転で、原稿書きじゃない人員配置やら色々なものの手配やら友人たちの顔を思い浮かべながらのなんやらかんやら作業。
それでね、エチオピアじゃないとダメな時があるわけですよ。いつもならジャンカレーにクルマを飛ばせばおさまるんです。C&Cでもいい。しかし。どうにもエチオピアじゃないと救われない気持ちの時があるんです。あるったらあるんだよ。
そうやってぐずぐずと独り言を言いながらたどり着いた秋葉原アトレ1階にある、
「エチオピア カリーキッチン」
今日も盛況です。特にランチどきに当たったので活気があるなあ。わたしが人気店のランチのピークに来るなぞ大変めずらしいことなのであるよ。耳をおかしくしてから特にそうなったのです。うるさいのが苦手になりました。
腰が落ち着き、そこで思うのはエチオピアはなんだかちょうどいいということ。いつもより少しスパイスが強く、いつもよりもう少しお財布を開きたくなって、いつもより少し、いやけっこう満足感が高いんです。この「いつもより少し」というのがとても心地よくてね、それに助けられてまた原稿書きに戻る気力が湧いてくるわけです。
きっとこの気持ちは大久保の「spicy curry 魯珈」の齋藤店主ならわかってくれるはずだよ。いや、想像だけど。
注文は定番でいこうっと。わたしの中での定番、オレメニューがこれです。
「ビーフカリー 辛さ4倍 タマネギアチャール追加」
である。完璧なんである。サイコーなんであるよ。
わたしの舌の辛さ耐性とエチオピアの辛めの方が美味しい法則とに照らし合わせて辛さは4倍に決めています。そこからもう少し辛くてもいけるなあ、という時に食感も含めてバランスが楽しくなる玉ねぎのアチャールの追加、やっぱり必要だなあ。はんの上にこんもり乗っけてあげるんです。福神漬けももちろん併用します。
完成形に持って行くにはもうあと一歩。とってあったジャガイモをスプーンで半割程度にしてカレーソースに投入。これこそオレメニュー。エチオピア完全体なのです。あなたの話しは聞いてない(笑)。オレだけマンゾク。これこそがひとり飯の醍醐味なのであります。
そして頼んだ覚えのないマンゴープリン。ランチタイムのサービスかしらね。今日初めてエチオピアに小さいスプーンが存在することを知りました。
たまらんな、マンゴープリン。