カレーですよ5471(川崎 スタミナカレーの店 バーグ 川崎店)「スタミナ、焼きで」

たまにバーグの濃いやつをいきたくなるんですよ。ああいう感じの正しきジャパニーズカレーライス、その中でも特濃タイプの筆頭だと思っているお店です。

 

 

カレーですよ。

 

 

ただどろどろと粘度が高いというわけではなくてね、なんというのかなあ。私見もいいところなんですが、というか人に見えるところで書くかよそれ、的な個人の表現というところなのですが。

「湿気のある粘度」と「乾いた粘度」というものがあると考えています。湿気ある、の方は蕎麦屋のカレーだと考えているんです。なんとやくやんわりとした感じ。これも「蕎麦屋のカレー」でくくるのは乱暴を承知で書いているんだけどね。片やもうひとつの、言葉として矛盾も孕む「乾いた粘度」という言い方。

ハードコアだったり味が濃くてガテンな感じというか。ここにバーグのカレーを当てはめたいと思います。同意してもらえる貴兄は友人と言ってもいい。

そういうのを食べたくなって神奈川方面に足を向けるんです。わりとよく行くのが鶴見、汐入の産業道路の方にある浅田店。まわりの殺伐とした雰囲気といい、これぞバーグと思っているお店です。ああいう感じの工場とか倉庫とかそれを貫く産業道路とか、そういう殺伐とした中で乱暴なカレーを食うというのがいいんです。

自分の中でバーグのカレーの味や見てくれなんかとぴたり来るよねえと思っています。それと杉田本店もメニューが充実しており、楽しいんだよね。

この日はたまたま通りかかった15号線沿いの川崎店。

 

「スタミナカレーの店 バーグ 川崎店」

 

です。

ピカピカの新しいFC店かしらね。そんな店でも「スタミナ、焼きで」が通るのがうれしいのであるよ。

 

「スタミナカレー 玉子焼き入り」

 

というのが正しいメニュー名らしいです。HPで確認をしたよ。

しかしだいたいの客たちは皆「スタミナ、焼きで」のひとことなんであるよ。わたしもおんなじ。

アタック強くて超濃くて、いい意味で固形物感があってとにかく強いんだよな。旨いな!ああーいいなあ。たまにこういうドーンとくるカレーが食べたくなるんです。

基本甘い味を土台に少し辛さを乗せて強めの煮詰めで仕上げてあるイメージです。

これに豚生姜焼きをばら撒いてやって目玉焼きをのっけたものが完成形。

「焼き」の目玉焼きはサニーサイドアップではなくフライドエッグという仕上がり。これまたいいな。

全体を通していうとこのカレーライスをおかずにメシが食えるといった塩梅です。いやホントに。ああーたまらない。男子は幾つになってもこういうやつにロマンを感じるのだよ。