盆暮の外食は注意が必要です。お店が開いているのかいないのか。なかなか難しいよね。あそこなら、と思い出したて肩透かし、とかありますもん。
カレーですよ。
どうしたもんかなあ。この酷暑でちっとも電車移動とか徒歩が入る移動が億劫になっています。いや、危険ってのもあるし。そうだ、あれだな。パーキングメーターグルメ。わたしがジャンルとして作った(大袈裟)お店の前にパーキングメーターがありという立地のレストラン。意外とあるんだよ。
たとえば東陽町/木場の「ジャンカレー」。神田神保町の「ボーイズカレー」や「タップロボーン」。日本橋小舟町の「フジヤ」も、八丁堀の「ロダン」や「ワッカ」。
それで思い出したのが大塚の
「キッチンABC南大塚店」
調べるとやはり通常営業でありました。ありがたい。
南大塚店も目の前にパーキングメーターがあってわりと空いていることも多いのでね。ますますありがたい。うっかり現金が手元になかったんです。お店のねえさんに聞いたらIDやPayPayは扱いがない様子。急いで隣のりそな銀行で現金を補充。メシにありつけました。
お店に再び入るとホールのねえさんが「お金だいじょぶ?」とニヤニヤ聞いてくるので、こちらもニヤニヤしながらカバンの財布をたたいて見せます。さて、何を食べようか。
「インディアンライス」
は850円。いまどきの3桁メシは大変にありがたい存在だよねえ。
メニューには「豚肉・玉ねぎ・ピーマンを甘醤油タレで炒め、ふんわり卵を絡めた洋風卵とじです。」とありました。そんな名前なのにカレー的な要素は一切ありません。つまりカツ丼のカツ部分が豚野菜炒めになっている感じかしらね。食べるとだいたい当たっていました。それが白メシにどさりとぶっかけてあるわけです。いいねこういうの。
で、やっぱり頼んだ「ちょび黒」。ごく小さなココットに入ったちょい足しの黒カレーです。これでカレー側に引っ張るわけです。やんわりした味の「インディアンライス」がとたんにパンチの効いたものに変化してなかなか楽しいな。いつも通りうまい豚汁もついてきて喜びひとしお。
しかしあの卵とじライスはなぜ「インディアンライス」と名付けられたんだろうな。聞き忘れたなあ。