
トリコカレーが中野からなくなってしばらく経ちます。佐藤店主は物件探しをしているようなんですがなかなか見合う物件がないご様子。心配しています。しかしトリコカレーが帰ってこないということはないと確信しているんです。
カレーですよ。
そんなことを思いながら、大事にとってある佐藤店主謹製のレトルトカレーを温めます。これ、おいしいんだよねえ。


封を切って白メシにかけて。つくづく思うのはやはり「トリコカレーは凡庸ではない」ということ。「よくあるやつ」ではないんです。
トマトの酸味爽やかで、親しみある味なのに確固とした個性があります。スパイスというよりもハーブ寄りの青々しい香りが続くのがトリコカレーらしさだと思ってます。挽肉の粒々とした食感もいいなあ。


食べ続けると少しずつ苦味が感じられるのが切れ味につながっているんじゃないかな。そしてガッチリと辛さを載せてあるのもいいんだよ。その辛さから満足感が強く残るな、と感じます。辛すぎないけど、しかし手応えある辛さ。ナイスなチューニングです。

揚げ物に負けない強さ、他の追加具材を幅広く受け入れる包容感。そういうものも併せ持っていて。こういうの、ありそうでなかなかないよねえ。

佐藤店主のペースでじっくりと物件を探してくれればいいと思っているんです。ファンも多い、いいカレーだからね。だから佐藤店主の思いのままに進めてほしいし。甘い顔はしないが心あるいい男だからね、佐藤さん。こちらはただ、待つだけでいいんです。
