
ふと思い立ってジャンカレーにやってくるんです。東陽町の時もあれば、末広町の時もあります。時間帯にもよるんだけど、秋葉原・末広町のジャンカレーも東陽町のジャンカレーもちょっと便利なの。どちらも近くにパーキングメーターがあるんです。
カレーですよ。
今夜は末広町のお店。お店がある交差点を坂の方に少し上がるとパーキングメーターがあるからね、便利だよね。逆側の線路方面にも少ないながらいくつかあって、そっちのがお店に近くてね。今夜は割と近いところに止められました。

坂の方でも徒歩3分だから苦にもなりません。
「ジャンカレー」
についついきてしまうんです。

わたしの中のカレーの中心軸というものがあります。いや、あると言い切れるかなあ、とかいまだ考えることは多いんですが、まあ、あるのだろうな。そこにジャンカレーはあるのではないかと思っているのです。幡ヶ谷の「スパイス」もここに入るよな。チェーンの「カレーハウスC&C」も近い場所にあると思っています。もしかすると町田の「リッチなカレーの店 アサノ」のカレーもこの範囲にいるかもしれない。さてその基準はなんでしょう。

共通事項は「カレーライス」。
インド料理ではなく、カリーではなく、カレーでもなくて、「カレーライス」なのです。近ごろ自分の中で「カレーライス」こそがこの軸の真ん中にあると感じています。日本人としてはまったくもって普通の帰結なわけですが、わたしのように普通の人よりも長く、幅広く、外食のカレーを中心に食べ歩いてきた人間にとって「カレーライス」への回帰はどうにも自分の意識とはまた少し違う、大きな流れのような、人智を越えるような、人の手では不用意に曲げられない意志みたいなものを感じずにはおれないんです。

やはり日本人は「カレーライス」。記憶の奥底、意識レベルに刻まれた「カレーライス」。そこなのだと思います。そして最近のカレーにはどうもそういうものが抜け落ちてきているという気がしてならないもの。「あつあつで大盛りで難しくなくて腹一杯」という大事な要素をひとつも漏らすことなく体現できているのがジャンカレーだと感じるんです

ニッポンでは、ニッポン人に於いては、「カレーライス」あってのインド料理でありカリーであり、カレーなのだからね。
ニッポンは「カレーライス」に収斂するのだと思います。
