カレーですよ4417(虎ノ門 sanmi lab)モダンフレンチから。その名も完全栄養食カレー。

虎ノ門ヒルズの吹き抜けにある快適なモダンフレンチのレストランがありまして。

お仕事で知ることとなった洒落たお店です。

 

 

カレーですよ。

 

 

ちょっといいお仕事をいただきました。きちんと想いを形にできそうな、いいお話し。

「STAMP WORKS」 でいつもレビューを書かせてもらっています。

ブロガーリレーションの老舗会社、アジャイルメディアネットワークの部門です。

達人太鼓判の製品を紹介するというコンセプトのサイトでわたしも色々と書かせてもらっています。下のURLからわたしが書いた記事が読めます。

https://stamp-works.jp/author/hapii/

今回「STAMP WORKS」内で強く賛同できるとても価値のあるプロジェクトがスタートしました。

その杮落とし(こけらおとし)とでもいうようなポジションで執筆を担当しました。

下記URLのプロジェクトサイト内にわたしの記事があります。

#お店の味を自宅で楽しもう -飲食店の通販を応援します-

ただ食べて書いて紹介をして、というのとは違う、これからの食の楽しみ方やレストランとの出会い、付き合い方などを提案できないか、という想いを込めた原稿になるようにと考えての執筆でした。

ぜひ読んでいただければと思います。

で、上の写真が ECサイトから取り寄せで自宅で食べたカレー、とても美味しかったし面白かった。俄然レストランに興味が湧くわけです。

そしてやってきた、虎ノ門ヒルズ。ここのレストラン、

 

「sanmi lab」

 

から、この間のレビュー記事で書いたカレーがやってきたのです。その源流にたどり着きました。

カレーはランチメニュー。昼にうかがいました。

前菜三品とメインのカレー、飲み物のセット。この場所、立地で933円というちょっと驚く値頃感。心配になっちゃいます。

聞けば肉、魚、カレーというメインディッシュで3種のランチメニュー展開。お値段は通しで同じ。

わたしが思うにモダンフレンチのレストランでその3種ならカレーは後回しになりそうなんですが、意外や他のお皿同様の人気があるのですって。なんか、うれしい。カレー頑張れ。

その名前は、

 

「完全栄養食カレー」

 

といいます。これがちょっと楽しいカレーなんだよね。

ECサイトで販売している冷凍カレーの方は体験済み。先程の袋からごはんにかけている写真がそれです。

そういう冷凍カレーとの出会いからこのレストランを知って、お店にやってきたのです。レストランを知るという体験で言えばおもしろい出会いだなあと感じています。

 

さて、快適なこの空間でしばし幸せを感じていると、料理がやってきました。

まずは前菜。

3種類がきれいに盛り合わせてあります。

 

 

ラタトゥイユはしっかり目の味で目が覚める感があります。これ、おいしいなあ。

野菜の旨み、甘味がグッと出るのがチャームポイント。野菜で豊かな旨味が出る料理はいつ食べても素晴らしいなあと感じます。

お肉よりも野菜が好きかもしれないなあ。とても好みです。

コールスローは優しく穏やかな酸味が心地よいもの。これもいい。

しんなりして見えるのだけど実はシャキシャキとした食感がちゃんと残っていて、キャベツの蒸し煮的ビジュアルなのにちゃんとコールスローとして成り立っているのがね、面白かった。

繊細な酸味と香りが大変食欲をそそります。ああ、これも好みだ。

ポテトサラダ。基本のキ、という感を感じるポテトサラダ。

いやらしさやちょっとアレンジしました的な悪ノリがなく、むしろきちんと卵の香りが口に残る美しく背骨ある基本の味付け。正しくポテトサラダです。正義があるなあ。

こういうスタイルからシェフのバックボーンが見えてきます。上に乗ったベーコンがスモーキーで香り豊か。噛みごたえがあって楽しいもの。おいしい。

 

さて、前菜の満足感からのメインディッシュ、完全栄養食カレー。どうだろうね。いきましょう。

完全栄養食カレー、一口目にくるのが自然な素材の甘味です。そのあとに旨味がゆっくり舌の奥側に入ってきて余韻になるという感じ。ファーストアタックはカレーというよりもおいしい煮込み料理の感が強いんですよ。本領は2〜3口食べてから。そこらへんで「ああ、これはカレーだ」と思い直すわけです。それは後から後からスパイスの香りが追いかけてくるからかかもしれません。スライドする感覚を楽しむ感じでよいですね。

甘味、旨味、香りと酸味。それが口の中で繰り返される感じでしょうか。そんなサイクルを感じました。

肉はたくさん入っているんですが、肉を食べるためのカレーではけっしてないですね、これは。そこに意図があるカレーではないと思います。

だからこそ淡白、あっさりの鶏むね肉の使用。粗挽きのものと塊が両方入っているのが工夫があっておもしろいです。

カレーに合わせる大事な構成要素、ごはんは雑穀米でぽろぽろとした感じに炊き上がり、香り良くとても好ましいですね。ごはん、とても風味がいいのです。このキャラクターのごはんとあのカレーの相性は大変良いものがあるねえ。こりゃあいい。

それとカレーライスとくれば福神漬ですが、そのポジションを担うのが甘酸っぱく漬けたビーツのピクルス。これが大変においしい。うーん、これいいよ。他のカレーだったとしても福神漬けのポジションを奪えるんかないかしら。とても印象的です。

さて、食べ終えるとお腹が十分一杯。いっぱいなんだけど、それにしてもお腹がキツくない。あ、これうれしい。いい。

相反する話なんですけどそれが素直な感想。満足感たっぷりなのにからだが楽。そうだ、からだが楽という言い方が一番正確かもしれません。

ここに何か「完全食カレー」という名前の秘密があるに違いないですね。

 

食後のお茶は中国茶を選びました。これが大当たり。すごくいい。おいしいです。

よい紅茶に近い風味の中国茶。余計なことをせずそのままストレートで甘くふくよかな香りを楽しみたいもの。ああ、いいなあこのお茶。 ワイングラスで供されるという演出も楽しいですよね。ワイングラスから湯気が出る様は初めて見たよ。なかなか良いものです。そうそう、ワイン。スペシャルなフードとのマリアージュが売りの「sanmi lab」ですから、カレーと相性の良いワインも次回紹介してもらおうね。

吹き抜けのアトリウムに出された座り心地いいソファでゆっくり楽しむランチ。

 

この体験とECサイトで注文した冷凍の完全食カレーとのリンク、とてもたのしかったです。

うちで食べるカレーが数倍楽しくなること間違いなしだと思うよ。

 

 

【販売サイトリンク】

まずはおうちで。ここから購入することができます。

https://store.stamp-works.jp/enjoy-home/curry/