カレーなしよ(富士吉田 松屋)テンパリングとカチャトーラ定食の思い出。

まだ雪が降ってる頃だったっけか。

富士山の方まで行ったのにさ、なんかファスト府フード店で食べている、しかもカレーじゃないし。

まあそんな時もよくあるわたしの日常です。

中途半端な時間に出るから中途半端な時間にお昼ご飯とかになって個人店とか良いカレーのお店の営業時間外で食べ逃す。自業自得です。

とはいえチェーンのお店も好き。

ここ、

 

「松屋」

 

は自分的に(年齢やその他)いろいろあるんですが、好きですよ。カレーを一所懸命やってらっしゃるしね。

この日食べたのは期間限定、例のシュクメルリ定食のシリーズ第二弾。東欧からイタリア半島に飛びました。

 

「カチャトーラ定食」

 

ときたか。

食べて納得、松屋が何をやりたかったのかがわかります。

チキンをたくさん使って(部材として仕入れをたくさんしたりルートができているんだと思います)ニンニクでおおいにパンチを効かせ(松屋の全体の方向として強い味のおかずでもりもり食べさせるという指向)、おまけにチーズも入れちゃう。なるほどわかりやすい。食材と手口(笑)から逆算してカチャトーラという郷土料理にたどり着いたんじゃないかな、と考えています。

お味、よいと思った。オリーブとか入っているのがそれっぽいし、トマトもちゃんと見えるし、でもニンニクとチーズの味だけになっちゃってるのも松屋っぽくて楽しいし。

で、カレーですよ。として思ったのが、これ、松屋のカチャトーラ。これにテンパリングを施せばカレーになるんじゃないか。たとえばクミンとコリアンダーとカレーリーフなんか入れて油に香り移して上からジュッとやると。うーん、よさそう。

テンパリングをなんにでもやっちゃうTVとかやってみたいんです。ほら、カレー、見たいな。

それにしても世界の郷土料理定食シリーズの第3弾が来ないなあ。