先日書いた、松屋の通常店、レギュラー店のレギュラーメニューでは食べられないものがあるというお話。ありましたよね。
ここ、京葉道路下り線市川PAにある牛丼チェーンもそんな特殊メニューがあるお店なのです。
カレーですよ。
ここは京葉道路下り線市川PA。京葉道路の市川パーキングエリアって下り線、チアbに向かう方面の車線にしかパーキングエリアないんですよね。小松川から京葉道路の有料に入ってすぐにあるので(市川出口と一緒の車線からアプローチするようになっている)結構よりタイミングがないんです。なにしろ下道から入ってすぐだから休憩とかおトイレとかあまりわたしてきにはニーズがない。
でも寄るのはここにその面白い括りの松屋、
「松屋 京葉市川PA(下り線)店」
があるから。
PAに入って建物の入り口脇にはデイリーマートがあって(ここも品揃えがお土産対応もしていて面白い)その脇のエスカレーターで階下に降りると結構な席数のホールがみえます。
松屋 京葉市川PA(下り線)店がここ。。
まずね、券売機にうどん、そばがメニューにあることに驚かされるわけです。おやおや、麺類か。
これはたぶん高速道路のPA、SAという立地からだと推察できますね。
高速道路のPA、SAには立ち食いそばや形態の飲食店が根強く残っており、それに倣ってのメニュー投入ではなかろうか。そう思いました。
まあとにかく松屋でコロッケそばが食べられるというのは珍しい体験。わたしはたべないんだけどね.
で、コロッケそばといえば、揚げ物。かき揚げそばなどもあって、それはつまり揚げ物のオペレーションができるキッチンであるということ。それを生かした他のメニューも目につきます。
とんかつ定食やおろしとんかつ定食、かつ丼などなんでもあり。
それで、当然のようにカツカレーもボタンが用意されているわけですよ。あるんだよ、
「創業ロースカツカレー」
本来松屋にないはずのカツカレーだよ。
同系列店の松乃家というトンカツコンセプト店がありますけど、そこにもないメニューなんです。
松乃家のカツカレーはカレーソースが現在スープカレーと呼ぶわりとさらさらのオリジナルカレーソースを使っています。
さすがの松屋グループで、カレーには拘っているな、と感心するわけです。
そしてここ、市川PA店のカツカレーは松乃家スタイルとも違う。その名前通りに創業ビーフカレーを使ったカツカレー。なるほどそうくるよね。
まず感心させられるのがやはり創業ビーフカレーのおいしさ。欧風に寄せた良い意味で重めのビーフカレーは存在感大きいです。気の緩んでいる洋食店なら危機感を感じる味、それくらい言っても怒られないレベルです。それくらいよくできているんです。
そしてカツ、これが上出来でね。こんな言い方は失礼だけど同じくチェーンのカツ専門店のロースカツよりもちゃんと豚の味わいがあるんだよ。あちらはいささか淡白すぎるきらいがあるんだけど、これはいいなあ。揚げたて、サクサクも当然の仕上がりで納得せずにはおれないものです。
追加してみた「ネギたま」は、ネギに結構強いソースをかけてある。これはうっかりしました。
そっか、そうだったねえ。中華風の甘辛ソースなんですが結構な量かかっていてちょっと心配したんですけど意外や味を壊さない。うまくバランスしてしまう。へえ〜なるほどねえ。
もちろん味はますます濃くなるのだけれどね。
生野菜も追加。それはなぜか。サラダがセットされていないから、ではなくて、それはそうなんだけど、それよりもニンジンドレッシングをかけたかったから。
さっぱりとした爽やかな味のこのドレッシング、同グループのとんかつ店、松乃家にしかないもので、この看板の下では貴重品なのですよ。
住吉のサテライト店のことも同じく書きましたが、よく知っているチェーンの未知のメニューというのはなかなか気持ち惹かれるものがあるよね。
そしてくれぐれもこのメニュー、普通の松屋では取り扱いはないと思われるので、ご注意を。