カレーですよ4450(神田和泉町 アールティ)ビリヤニあります。金土日のランチをチェック。

神田和泉町のお店、新店でオープンしたばかりのお店ですが、もうすでに3回目。その近隣に勤めているわけではない割には高頻度です。

わたしとしては珍しい。人にオススメできるいいお店なんです。

 

 

カレーですよ。

 

 

アールティ和泉町は新店、オープンしてまだひと月経ってないんじゃないかな。にもかかわらず、もうすでに3回通っています。味はもちろん雰囲気や従業員の皆さんも含めて親しい人にいつわりなく推薦出来る場所だな、と思っています。

3回目の今回は仕事でお世話になった大切な方とランチミーティング。

腕利きのテレビマン、それも現場ではなく作家として、誰もが知る番組の本を書いていらっしゃる。そんな本物の仕事人と行くお店はやはり本物を選ぶべき、そう思ってここ。アールティなら何を心配することもなく、偉大な人とテーブルを囲めると確信しています。

さて、週末にかかっていたのでランチにビリヤニがラインナップされています。店主のあやこさんからこの間きた時に教えてもらっていました。

面白いことに出来立てのビリヤニは金土日のランチにフォーカスを絞って提供されるんだよね。オフィス街でのその戦略、興味深いです。

やってきたチキンビリヤニはやはり、の大盛り。分かっていても「うわあ」と声が出ます。

わたしが特別なお客なのではなくてね、これが彼の国のスタンダード。米食の地域はあくまで米をどんどん食べるんだねえ。そして、食べられてしまうんだよねえ。

それというのも日本の米の炊飯とは毛色が違う調理手法から、さらさらと食べられてしまうというのが起こるんですよ。

 

彼の国のやり方ではお米は炊くものではなく茹でるもの。茹で上がると当然ねばねばとするでしょう。これを異として一度水で流して粘りを取ります。我々が「ああ、なんてことを!」と叫ぶのを知らぬふりしてのスタイルです。これで軽くなるわけですね。粘りがなくてパラパラなのはこれが理由です。なので、逆にその粘りを取る工程を外してやれば、インドなどの長粒米もぱらぱらではない仕上がりにすることもできるということ。おもしろいなあ。だから量を食べられるわけだよね。

そしてそんな仕上がりのメシをまたそのパラパラ加減に実によく合う調味で仕上げてあるんだよ。パラリと茹であがったメシを日本人言うところのインドのカレーを調味の元として使い、そこから炊き込んでゆきます。ビリヤニ、そんな料理です。

 

これはチキンビリヤニ。

彼の国の美学では大きな具材は米の中に隠すんですよ。これもおもしろい。掘ってゆけば大きなチキンが2ピースも顔を出しました。

軽い軽いと言ったけど、いやそれでも当たり前、やはり大満腹。ギリギリ食べられる量でした。いやあ、実にうまかった。

快適な店内。続けて通っているのでコックさんたちも顔を覚えてくれて、そういうのも含めてこの快適さたるやなかなか代替え案を出し難いね。ああ、幸せ。お店からチャイをご馳走になっちゃいました。

 

ランチミーティングは実りのあるものとなりました。

はたからみれば雑談8割に見えただろうなあ。でもね、その遊びこそが大切なんだよね。

そういう自由で夢中になるものを見せ合う作業。そこから思いもよらぬ仕事が生まれるのです。

さあ、ご一緒させてもらって何かを生み出すことができるかな。たのしみだな。

 

 

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