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少し前になるが、「第61回丸の内市民環境フォーラム」という講演会に参加させて頂いた。楽しいフォーラムであった。
「丸の内市民環境フォーラム」は三菱商事と東京海上日動が1993年から毎年開催している環境啓発を目的とした講演会だ。
この日の講演者は椎名誠さん。「辺境の食卓」についての講演となっていた。環境や暮らし、食文化などについて、世界各地さまざなところを冒険旅行的に旅している椎名誠さんならではの話が聞けた、、、のではあるが、聞けたのは最後の30分ほど。前半1時間は辺境のトイレの話に終始して、これがなかなか味わい深かったのだ。トイレ事情は当然食文化に繋がって、いなくもない。
はじめはどうもあまりエンジンがかからない様子でボチボチ、という感じで話をし、お客の顔色を見ながら手探りしていらっしゃるよ様子に見えた。半ばからトイレ話で盛り上がり、会場の熱気をあがってきて、それからギリギリになってから用意してきた写真を飛ばしながら話す椎名誠さん。こらはまさにファンの人々が求める椎名誠さんスタイルなのではなかろうか。
丸ビル1階のホール、マルキューブは吹き抜けでけっこうな寒さ、観客も椎名誠さんも震えながらであったが楽しいお喋りであっという間に時間が過ぎた。
せっかくの丸の内。インデアンカレーでも食べて帰ることにしよう。
