カレーですよ4493(船橋 アンマカレー / フードトラック・お弁当)おいしいスリランカ キッチンカー。

千葉に向かう途中、気まぐれで京葉道路を原木ICで降りてみたんです。お腹が空いていたからなんだけどね。

 

 

カレーですよ。

 

 

当てがあるわけではないし、さて、カレーやさんでもさがすかと、地図を見るために14号に向かう道をはずれてみます。14号、細い片側1車線の街道に出てしまうとクルマを止めるところに困るからね。

そんな感じでクルマを寄せようとしたらあらら、目に飛び込んできたカレーの文字。しかもスリランカ と書いてあるじゃないですか。こらはご縁だね、と躊躇なくウィンカーを出して細い1台分の隙間のような駐車スペースにクルマをすべりこませます。

クルマを降りて改めてみてみれば、大型のフードトラックでした。ボディに大きく

 

「アンマカレー」

 

と書いてあります。

うん、そうか、お母さんカレーというわけだね。

日本人の女性がお一人でお店をまわしている様子です。ここはスリランカ料理のお弁当専門店。珍しいスタイルだねえ。フードトラックを使ってスリランカ料理のお弁当専門。スリランカ料理のお弁当専門というと、たしか箱根のあたりに一軒と、あとは静岡の七夕工作舎さんくらいしか知らないなあ。

 

看板やPOPを眺めると、日替わりで3〜4種のスリランカ のカレーが用意されていて、いろいろなチョイスができるようです。さあ困った。どれを選ぶか。

うーん、となやんでいると「全部乗せっていうメニューもありますよ」とナイスな提案をお店の女性がくれました。

もうそりぁあそれにしますよ。

 

「フルセット」

 

をもらうことに決めました。

黄色い色つきごはんとしろごはんを選べるのでそこでまたうなっていると「じゃあ半分づつ!」といろいろと気遣いをしてくれてとても嬉しい。優しいおねえさんでうれしくなります。

お話しを少しうかがうと、どうやら旦那様がスリランカンで、料理は旦那様が作っていらっしゃる様子。でも、アンマカレーなのだねえ。きっと旦那さまのお母様のカレーのレシピなのじゃないかしら。そんなことを思いつつ待っていると程なくお弁当完成。

食べるところどうしようかな、と思っていたら、となりにあるお部屋でよかったらなんにもないんだけどそこでどうぞ、と。おお、そこまでしてくださるの?それ、おじゃまします。

隣はサーフショップなのですが(そっちがメインのお仕事らしい)その空きスペースがひと部屋あって椅子とテーブルがあり休憩スペース風になっているんです。そこをご自由に、というわけです。これはありがたい。

 

さて、カレーの時間です。

まずはマグロのカレー、これが出汁感がすごくてめちゃめちゃおいしい!うーん、これはいいね。マグロの身がたくさん入っているんですけどそれ以上のだしの強さ。モルディブフィッシュからのものではないかな。とにかく日本人の舌につき刺さる良いお味。

野菜カレーもいいんだよ。この日はじゃがいもカレー。じゃがいも溶け出す嬉しい食感。インゲンが入るのもらしい感じです。

豆カレーはココナッツミルクはあまり感じない気がしたのでパリップと言うよりダールという感じかしらね。これもとてもおいしい。付け合わせのサンボル が山盛りでとても幸せです。パパダンもしんなりしないようにラップで包んでついてくる。まあなんというかスキがない。すばらしい。

そしてトラックのペイントが実にかわいい。ゾウさんがサーフィンをしていました。

そしてタイヤ。もうね、タイヤ。ほんとにかわいい素晴らしい。これはいいなあ。真似したいくらいです。

あの有名なインド食器屋さんのパキスタンお花柄ドアのハイエースのタイヤにペイントしてあげたい。

それはともかく、どうにも気遣いある素敵な方がやっている素敵なお店でしかもおいしくて。さらに食べるところまでお借りできて。

なのに業態はフードトラックと見所も美味しい幸せもみんなもらえるナイスな場所で、たまらんですよ。

ちょっと立ち寄ってお弁当買いたくなる、いい感じのお店です。

大変に美味しくて大満足のスリランカ のお弁当でした。

 

また来よう必ず来よう。