なんか勢いついちゃってですね。東銀座の交差点で車を止めてお弁当を買った後に、イトーヨーカ堂をGoogleMapで検索したわけです。
カレーですよ。
ナイル善己さんのFacebookでちょっと前に知った、イトーヨーカドーとナイルレストランの第二回コラボレーション。今回はビーフカレーだといいます。本人の顔を見て思い出しました。ナイルでビーフってのは、ちょっと興味深いなあ。1月13日から販売開始となっていますから、じゃあこのままそっちのお弁当も買いに行っちゃうか。そんなことを思いながら、ナイル善己さんに挨拶をして、
「ナイルレストラン」
を後にしました。
去年の夏の銀座ナイルレストラン監修のチキンカレーは衝撃を感じたんですよね。あれはいわゆるムルギーランチであったから、です。もちろん違うよと言われればそれまでですし、まあ違うんですけど。でもあれはやっぱりムルギーランチのディフュージョン。そういうのを出してしまう。それもイトーヨーカ堂から。もう一度書きましょう。衝撃だったよ。
日本で一番有名なインドレストランであろうナイルレストラン、老舗中の老舗がこういうスタイルを取るというのは時代が大きく変わった証であろうと感じていました。
さて、今回の監修製品。入手したかったんですが近所にないない、困った、と思っていたイトーヨーカドーグループ。ちょっと調べたらなんのことはない、うちの裏を流れる川の向こう岸にありました。あっさりと手に入ってしまったんです。近所すぎたんですが、ものすごく近かったんですが(自転車7分)川1本挟むと生活圏という感覚がなくなるんだなあ。
そんなわけで、おうちで、
「銀座ナイルレストラン監修 特製ビーフカレー」
です。
さっき買ってきた本家ナイルレストランの、ナイル善己さんから手渡された2種盛りのお弁当と食べ比べができるぞ。
「銀座ナイルレストラン監修 特製ビーフカレー」、わりと粘度高めのカレーソースだね。お弁当に使いやすいであろう濃度だと感じます。油分にちゃんとスパイスが入っている感じがあって本格感を醸し出してます。ちゃんとつくってるな、イトーヨーカドーさん。
食べてみるとカレーソースからスパイス感を強く感じます。スーパーマーケットの売り場からやってきた惣菜コーナーのカレーとしてこの強さは異例です。ざらりとした舌触りの中にホールスパイスが歯にあたり噛み締めると香りが強く上がるのが気分いいですね。
トマトが強めかな。酸味と辛さがちゃんと仕事をしていて味の一角を占めバランスを作っているのがわかります。ごはんがすすむ味でいいんじゃないかなあ。かみごたえ感じるビーフも悪くなかったよ。
前回の製品は外で出てはいけないはずのものが形は違えどその方程式は同様というものが出てしまった衝撃で打ちのめされたわけが、今回はそこまでの驚きはなかったかな。前回のあれが凄すぎたから。
が、スーパーマーケットの惣菜売り場での味と香りと考えればまったく間違いない、というよりもたいしたもので、試す価値が十分にあります。
で、食べ比べましたけど、こりゃあもうね、仕方がない。お店のがいい。でもイトーヨーカドーのやつもかなりの善戦ぶりです。試してみるといいですよ。
唐揚げもラインナップされたようなのですが見かけず、買えなかったな。お店によって販売のあるなしもあるみたいなので注意です。
マサラカレーうどんというのもあるらしく、そちらはECオンリーでの販売みたい。これが一番気になるかも。
なのでうどんも試してみたいもんだな。