先日取材でおじゃましたばかりなんですが、なんかすぐに食べたくなってしまい。また早々食べに出かけました。
カレーですよ。
岩本町のスタジオ見学のアテンドがあったんです。高級和食レストラングループの広報さんと代理店のご担当さんを案内しました。
岩本町のデジタルキッチン、かなり面白がってもらえました。ここからなにか一緒にできる仕事が生まれるといいなあ、といつでも思いながら色々な方をご案内をしています。
さて。時間もちょうどよく(実は広報さんがうまく時間を調節してランチタイムにリンクさせてた/笑)、見学後のランチということになりました。向かうは隣町である神田神保町の、
「スパイシービストロ タップロボーン 神保町店」
です。
タクシーを使って3人でさっと神保町に出ました。そして、なにしろお茶の水、神保町界隈。何かあって店が休みでも代替えがいくらでも効くわけです(カレー)。ああ、素晴らしい町のそばで仕事をしてるなあ、わたしは。
おふたりにはタップロボーンと、スタジオから歩いていける距離のアールティを提示、ご担当がスリランカ料理をご所望、そういう流れでした。木村さん、こんどアールティにも行こうね。すごくいいから。
カピラさんがちょっと驚いていました。そうそう、取材できたばっかりだったしね。きょうは友人をお連れしたのです。さて、注文ですよ。
3人で注文がきれいに分かれました。一人じゃない時にこれって嬉しいですよね。とはいえ昨今ですからあまり大っぴらにシェアできないという歯痒さもあります。
「コットゥロティ」
「アーユルヴェーダラトゥキャクルワンプレート」
というチョイスのおふたり。
そしてわたしは、
「デビルライス」
です。というのも、この間の取材で写真を見て、その当日のデビルライスの写真撮りはなかったため、食べたくて食べたくて仕方なくなってたんだよね。撮影の品目に入らなかったのは悔しかった。なので本日、なわけです。
すらりとスリムな体型の素敵なご広報さんなんですが、女性であのボリュームあるコットゥロティをさらさらと食べきっていて、さすがとおもわず唸ります。代理店のご担当の男性もアーユルヴェーダラトゥキャクルワンプレート、楽しそうに召し上がっていてほっとしました。で、その彼から実は、と西船橋の「アンマカリー」の名前が出て驚いたんです。うわーあのお店はカレーマニアでもなかなか知ってる人多くないぞ。お話をもう少し突っ込んで聞けば、ああ、そうかなるほど。サーフィンをやっている方角からたどり着いたのですね。大変面白いです。
わたしもデビルライス、とても楽しみましたよ。
いわゆるスリランカンチャイニーズの類といえるものです。長粒米を使った炒飯に酢豚(お肉はチキン)をひと皿に盛ったスリランカの定食屋さんメニューのイメージでしょうか。たまねぎがたっぷり入りしゃりしゃりとした食感も残してあっておいしくて仕方ない。うーん、これが食べたかったんだよ。
一緒に提供されたスープはホットサワースープ。おっ!と思いました。八潮の「カラチの空」を思い出したわけです。
埼玉八潮のパキスタン料理店でのホットサワースープと酸辣湯との近似性の話し、アジア各国の食の二本柱の話しなどを披露すると二人とも面白がってくれました。
人目を憚りつつも、周りや同行者への安全の気遣いをしながらも、やっぱりなかなかおしゃべりを止められない。異国の食文化の話しをしたり、仕事の話しをしたりと充実した時間になりました。こういう時間にこそ実は仕事のアイディアが潜んでいたりするんです。仕事は人の顔を見るところから、直接顔を見ていろいろなおしゃべりをするところから生まれ出ずるものだと感じています。
そういうシーンにタップロボーンという店はプラスアルファの価値を作ってくれます。また誰かを連れて行こうと決めました。