先人たちの言い伝え「見かけたら考える前に買って、それから買うかどうか考えろ」といわれるあれを手に入れました。偶然です。
実はアレ、特にいらないよなあ、と思ってたんですよね。わたしのスタイルだと。
とは言え目の前にあると欲しくなる。なにしろちっともお目にかかれない珍しアイテム。しかも980円。
ワークマンのアレ、あれですよ。
「アルミテーブル」
とにかくどこのお店でも入荷した直後にどこからか嗅ぎつけてきた好事家たちがわっとむらがり一瞬で売り切れるらしいんです。そうなのか?そうなんだ。
以前よりも出荷数が増えているとかいないとかいう噂も聞きます。
いや、みんな大人なんだから1500円とか1800円とかでキャプテンスタッグのやつとか似たやつ買えばいいじゃん、そう思うんですが。
でも目の前にあるとやっぱり手を出したくなります。そりゃあまあ3桁円はたしかに魅力的だよねえ。買いましたよ。
3色あるんですが、色で迷ってるとかそういう暇はないらしく、一番手の近くにあるものをしっかりと掴んでレジまで一目散に走れと言われています。そうしてみました。
わたしは幸い2色あった青と茶から茶を選ぶことが出来ましたよ。イスは売ってなかったなあ。
テーブル、各種サイズいろいろ持っています。ぼちぼち人からテーブル沼と呼ばれそうな感じではあります。ただこのサイズは持っていなかったので、先人たちの言いつけを守って購入しました。
手に取ってみるとかなりよかったんだよ、質感とか加工とか。これ、なかなかびっくりです。
もっと荒っぽい作りを想像していたんですが。いやそんなことないぞこれ。なかなか丁寧によく出来ていると感じるんです。
アルミ地剥き出しとかアルマイトで色を乗せたりしているものが多いこのタイプのテーブルなんですが、ワークマンのこれは塗装が施されていました。どちらがいい、どちらが機能が高いとかわたしはそういうのはいいんですけど。
縮緬風というか、アルキド樹脂塗装というものだそうで、ポリエステル系の塗装がされています。ちょっとでこぼこが出る塗装でクルマのアンダー部に石跳ね傷の防止で塗る軍用のペイントがありましたがあれにツヤが乗った感じです。カフェラテ色とでも呼べそうな色ともよく合う塗装です。これ、アウトドアのシーンに馴染むカラーチョイスでなかなかよいねえ。
テーブルとしてはいわゆるキャプテンスタッグなどのこの手のものとまったく同じ。ちょっといえば連接部分が耳のプラスティックの部分でキャタピラー風になる最近の形状のものではなく、古式ゆかしい各天板パーツにそれぞれ穴を開けてゴムを通す昔ながらのロールテーブルスタイルです。もちろんこれで特に問題ないですし。収納時は付属のロゴ入りのゴムバンドでまとめ、収納ケースにしまいます。質感良く、使い出はもう定番として出尽くしているものでひとつ持っていて損がないね。
もともと安いもので、めくじらたてて安いものを探すとかではない価格帯のものではありますが、それでも3桁という価格のものはほぼなかったので画期的。
卓上でPCスタンドとして使ったりするのもよいと思うよ。