静岡におりました。
「七夕工作舎」ではカレーが手に入らなかったんです。いやまったく問題ないんです。それ、承知できたので予想範囲内。
閉店を7月7日に控え、常連さんのオーダーが急加速しており(とてもいいこと)予約売り切れの日々なのです。
カレーですよ。
美作さんとルワニさんの花道だ、これはほんとに。すみれの花咲くころ、、、なんて聴こえてきそうです。無理言ってその花道を汚してはいけないのです。
大忙しは喜ばしいことだけどおふたり疲れちゃってないかしら。少し心配でした。お店にたどり着いてお声をかけたら喜んでくださいました。美作さんもルワニさんもお元気そう。美作さんのご主人ともご挨拶ができてとてもうれしかったです。
ご挨拶とお別れを惜しみつつ店を離れ、さてカレー。もちろん代案は決めてあったんですよ。
「ダハミ」
は「七夕工作舎」からほど近い、しかし周りにお店があまりない場所にぽつりとあるスリランカ料理のレストランです。ルワニさんの旦那様がやっているお店。
もちろんルワニさんの料理とは違うものが出るのは当然です。ルワニさんは家庭料理、お母さんの料理を作っていてそれがお弁当として食べられるというところに「七夕工作舎」の意義があるわけです。こちらはスリランカ食堂。レストランですから家庭料理とはまた違ったうまいスリランカ料理が食べられるのです。
とはいえレギュラーのランチメニューはインド料理メインで、そういう部分に地域性が見て取れるのが面白いですね。近所の皆さんにおかれましてはぜひにバターチキンとナーンではないスリランカの料理を食べていただきたく思うのです。スリランカ料理は日本人の口によく合うはず。それを知ってほしいなあ。
メニューを凝視して選んだのはシンプルなやつ。
「イエローチキンカレー」
これ、多分あれだと思う。スリランカ料理でわたしがとても気に入っている、ココナッツミルクの入った粘度の低いスープ的なチキンカレー。
そう考えて頼んだら、まさにそれが出てきて腹の中でビンゴ!と叫びます。これこれ、これが好きなんだよね。これはもうスリランカ料理の大定番。
ふんわりとカラピンチャが香り、極上のコク、旨味。ああ、こりゃあすごい。大好きな料理なんですが、それがすごくおいしく仕上がっています。これは並じゃない。
チキンの仕上がりがまた素晴らしいんだ。頬張った時の優しい食感に気も狂わんばかりとなるよこれ。
いやいやこりゃあ。スリランカ料理だって、スリランカ料理とひとくくりには出来ないわけですよ。だってコックさんが違えばやり方も変わる、味も変わる。そういう中でこのお店のルックマンさんが作るこの味、ドンズバでわたし好みなんです。いやこりゃあ、、、
どうですか、と店主のルックマンさんが聞いてくださいます。もうおいしくて最高です!と答えます。わたしがひと月仕事をしていたスリランカ、マウントラビニアの思い出話などしていると、とても面白がってくれました。じゃあこれもたべてみてください、とサービスしてくださった「キャベツのカレー」がまたおいしくてね。
甘味、旨味、辛さ、その融合の素晴らしいことといったらないんだよこれ。ほんのり酸味と辛味もいい感じ。
料理と一緒に出してくださったサンボルなどと混ぜて食べるとますますいいです。
これは困ったなあ。こんなにおいしいとは。
夜おじゃまして何品か注文してゆっくり食べたくなりました。
静岡の人が羨ましいよ。いいレストランがあってとても羨ましい。
【MEQQE】「気付けば1万食突破!はぴい’sカレーですよ!MAP」
おいしいお店、楽しい場所、便利な施設。色々見つかる地図アプリ「MEQQE」(めっけ)にこのブログ「カレーですよ。」の推薦店舗が100箇所以上!ダウンロードしてつかってみてね。このお店も載っています。